ポジティブ心理学の定番、ショーンエイカーさんの本を読みました。
この本の最も大事な点は、「成功⇒幸せ」ではなくて「幸せ⇒成功」。「幸せを感じている人が成功する」という研究結果があるそうです。
幸せになるための方法が幸福優位7つの法則。どれも納得するものばかりでしたので、気になる人はぜひ読んでみてください。
テトリス効果
7つの法則の中で、私が最も印象に残っているのがテトリス効果。「テトリスばかりやっていると、周りのモノ全てがテトリスに見えてくる」というものです。
これを良い方向に働かせると、日々の生活で幸せを見つけることができます。(詳細はこの記事で⇒「テトリス効果」を使ったポジティブ脳の作り方)
ここから、職業病の話
仕事をする人には、少なからず職業病があるでしょう。平日は、起きている時間の3分の1以上、仕事をしています。
なので、仕事で人の批判ばかりしていると、プライベートでも批判ばかりしてしまいます。幸せから遠のきます。この本によると、弁護士は人の批判をせざるを得ない仕事なので、ストレスが溜まりやすいそうです。
- 税理士や銀行員は、家庭でもお金にうるさくなります。
- 美容師は、人の髪型が気になって仕方ありません。
- 楽器を演奏する人は、音楽の各パートに集中してしまいます。
- プログラマーは、サイトを見るとコードが浮かぶでしょう。
- エアコンを売る会社の友人は、お店に入るとエアコンがどの会社のものか気になります。
どうせなら、良い職業病を身に付けましょう。
- メールは早く返信する。
- 期限は守る。
- 身だしなみに気をつける。
- 周りの人に感謝する。
- 良い所を見つけて、褒める。
こういう人は、仕事もデキるでしょう。プライベートでもモテるでしょう。
上司の悪口を言っている場合ではありません。部下に八つ当たりしている場合ではありません。それが、職業病、自分の生き方になってしまいます。
良い職業病が身に付いて、働く人が幸せになる。
そんな会社が増えたらいいですね。