社会人になってもうすぐ2年になります。
学生時代の親への借金は完済しました。ボーナスをつぎ込んだ投資信託・REITはそれなりの額になりました。
人は欲深いもので、お金はあればあるほど良いと思っています。お金持ちになりたくない人は、滅多にいないでしょう。
しかし、自分が使いきれないお金は必要ないはずです。
「お金と幸せの答えを教えてあげよう」という広告に惹かれて読みました。
「電車男」「告白」「モテキ」などのプロデュースをした、川村元気さんの本です。読書好きにとっては、少し物足りなさを感じましたが、ドラマになると面白そうなストーリーの本でした。
さて、「お金と幸せの答え」は何だったか?
私の解釈は
「幸せ=人を信じること、人に信じられること」
「お金=人を信じていることを示す手段」
幸せは、人を信じることでしか、生まれてこないと思います。
家族を信じる、家族に信じられる。
友達を信じる、友達に信じられる。
仕事の仲間を信じる、仲間に信じられる。
取引先を信じる、お客様に信じられる。
その1つ1つが幸せです。お金は、その「信用」を示すための手段です。
親は子供を信じているからこそ、子供に莫大なお金を使います。
社長は社員を信じているからこそ、役に立たない新入社員にも給料を払います。
家電メーカーを信じているからこそ、冷蔵庫や洗濯機を買います。
住宅メーカーを信じているからこそ、家を買ったり、借りたりします。
原始的な生活をすれば、全て自分の力で何とかなるかもしれません。
しかし、それは幸せではないように思います。
- 誰かに信じてもらい、お金をもらう。
- 誰かを信じてお金を払い、自分の生活を楽にする。
その積み重ねで生きています。
お金が無くても、他人を信じて、幸せに生きられる可能性はあります。
お金があっても、他人を信じられず、不幸になる可能性もあります。
しかし、お金があるに越したことはありません。
●貧乏は恥ではないが、ひどく不便なものである
――シドニー・スミス(軍人)
●お金は力だ。より多くのお金を持っていれば、それだけ多くの選択肢が与えられるからだ ――ロバート・キヨサキ(投資家)
お金に振り回されることなく、大事な人を信じて生きていきたいものです。
そのためには、家族の生活に必要なお金はちゃんと稼ぎたいですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m