「ゆとり教育」と呼ばれるものは2002年に始まった。
大雑把に言うと、「個性を大事にしよう・落ちこぼれ」を無くそうという教育。
私は小学校5年生からゆとり教育(完全週5日制)を受けており、
私たちのように中学生をゆとり教育で過ごした世代を、一般的に「ゆとり世代」というらしい。
よく言われるゆとり世代の特徴は(「ゆとり世代と呼ばれる新人・若手の研究」より)
- 言われたことしかやらない
- マニュアルや答えをすぐ求める
- 上司との酒はきっぱり断る
- 自分の成長につながると思えないことはやらない
- 注意されるとすぐめげる
私も当てはまるところばかりである。笑
こんなゆとり世代を世の中はダメだと言う。
「ゆとり教育は失敗」「携帯ばかり触っているから」などと言う。
しかし、ゆとり世代の代表として言いたいことがある。
「ゆとり世代が憧れているのは、そんな文句を言っているあなた達ではない」と。
2000年代、私達のスターは
- 「世界に1つだけの花」を歌うSMAP
- 孤高の天才、イチロー・中田英俊
- アップルを作ったスティーブ・ジョブズ
- ヒルズ族のIT社長。。。
ゆとり世代であっても、スターを目指す人は適切な道を進んでいます。
本当に優秀な人材は、ソニーよりもGoogleに行ってしまいます。
スターを目指さない人は、生きがいを仕事以外に求めています。
早期退職・熟年離婚、そんな悲しいニュースを見てきた世代ですから。
仕事は、やり過ぎると不幸になるものだと思っています。
私達が上の世代になった時も、異なる考えを持つ下の世代と同じような問題が起こっているでしょう。
対処法は「ただ上だけを見て頑張る」
下の世代に憧れる人間になることです。
そうすれば、下の世代も勝手についてきてくれるでしょう。
頑張りましょう。