代名詞で呼ばれるのは嫌

誰から聞いたか忘れてしまった話。タクシーのおっちゃんを「おっちゃん」と呼んだら無視され、もう1度呼んだら「おれにも名前があるんや」と怒られたらしい。その人は笑い話のつもりだったんだろうが、私は笑えなかった。

私の仕事上、「先生」と呼ばれることがよくある。「会計士の先生」として尊敬されているかもしれないが、私は全く嬉しくない。逆に、名前で呼ばれるようにもっと頑張らないといけないと思う。

皆さんも子供の頃、学校に「校長・教頭になりたくない先生」に出会ったことがあると思う。私の気持はそれに近い。子供に「校長先生」、同僚に「校長」と呼ばれるのは嫌。いつまでも「〇〇先生」でありたいと思う気持。

夫婦でもそうだろう。昨年の大河ドラマ「八重の桜」の新島夫妻は、最期まで「襄」「八重さん」と呼び合っていた。(子供がいなかったせいもあるだろうが)

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あなたの組織が縦社会であればあるほど、上司は代名詞で呼ばれているだろう。社長・専務・常務・部長・課長。。。

それが悪いとは言わない。でも個人的には嫌。例え社長であっても「桑理さん、それは違います」と言われるようでありたい。そう思います。

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