12月1日、就活が解禁になりました。
解禁というのは、
採用目的で学生と接触しても良い
ということです。
こんな制度があるのは、
- 会社はデキる人が欲しい
⇒早く採用して、デキる人を確保したい
⇒早すぎると、学生の勉学の妨げになる
⇒どの会社も同時にスタートしましょう
となったためです。
会社は、
デキる人を、欲しい数だけ採用したい
と思っています。
この目的を達成するために、最も良い方法は
ありとあらゆる人の中から、デキる人を探し出す
であるコトは間違いありません。
でも、そんなコトをするだけの人数・時間・お金は、どの会社も持っていません。
そこで会社は、できるだけ効率の良い方法で、デキる人を採用していきます。
学歴で選ぶ
学歴は、スゴく分かりやすい選び方です。
良い大学を出たら仕事がデキるのか?
という疑問は誰もが持っているでしょうが、
- 良い大学に入れた人は、仕事を覚えるのも早いでしょう。
- 仕事を頑張れる可能性も高いでしょう。
だから、学歴で絞ってデキる人を探すのです。
これで、かなりの人数を絞るコトができます。
資格で選ぶ
「英語がデキる人が欲しい」と会社が思っていたら、TOEICなどの英語系の資格で、英語がデキる人を探すでしょう。
(留学経験も、それと同じ役目を果たします。)
「経理がデキる人が欲しい」と思っていたら、簿記の資格で、経理がデキる人を探すでしょう。
不動産業であったら、宅建の資格を持っている人が欲しいでしょう。
仕事に直接関係ない資格でも、資格を持っていたら仕事がデキる感じがするでしょう。
勉強してきたコトで選ぶ
これは、特に理系の大学院卒にあてはまるでしょう。
「バイオの研究員が欲しい」と思っていたら、大学でバイオの研究をしていた人を選ぶでしょう。
研究室の先生の推薦があれば、会社も安心して採用ができるでしょう。
クラブ活動で選ぶ
「体力がある人が欲しい」と思っていたら、厳しい練習をしているクラブから人を採用するでしょう。
「闘争心のある人が欲しい」と思っていたら、スポーツや何かで輝かしい成績を収めた人を採用するでしょう。
特に文系学生の就職活動において、スポーツの有名なクラブの出身者は採用されやすいようです。
アメフトやってたから仕事できるのか?
と思う人もいるでしょうが、会社の経験としてそうだから、これからもそうしていくのでしょう。
バイト、学生団体、その他の経験で選ぶ
マクドナルドのアルバイトは、バイトながらすごくしっかりしていると有名です。
「マクドナルドで3年間アルバイトしています」と聞くと、「うちの会社でもしっかり働いてくれそうだ」と思います。
「30人規模の学生団体でリーダーしていました」と聞くと、「うちの会社でもリーダーシップをとれそうだ」と思います。
「資格」「ゼミ」「部活動」「留学経験」以外に、エントリーシートに学生時代に頑張ったコトを書きます。
そこで、デキる人っぽい経験をしていれば、書類審査に通るでしょう。
以上、5つの方法を使って、効率良くデキる人を絞りました。
そこから、効率の悪い面接によって、デキる人をさらに絞ります。
次回は「面接を会社から見たら」
お楽しみに!