会社選びの3つの基準
事業・仕事・組織
のうち、今日は組織の話です。
組織にはいろいろあります。
目に見えるモノとして、
- 大きな会社、小さな会社
- 古い会社、新しい会社
- 男だらけの会社、女性の多い会社
- 日本の会社、海外の会社
- 給料の高い会社、給料の低い会社
- 若い人の多い会社、お年寄りの多い会社
- 定時で帰る会社、残業の多い会社
- オフィスがキレイな会社、オフィスにこだわらない会社
目に見えないモノでは
- ワンマン社長の会社
- 新人でも意見の言える会社
- 体育会系の会社
- プライベートでも仲の良い会社
- オシャレな人の多い会社
いろいろありますが、人それぞれ重視したいモノは違うでしょう。
目に見えない雰囲気も、かなり大事ですし。
だから、会計士として、3点だけ絞って伝えます。
大きい会社と小さい会社
トヨタグループには約30万人の従業員がいます。
社長1人でも、会社は会社です。
大きい会社と小さい会社。メリットとデメリットは裏返しです。
大きな会社ほど、
- 安定していて、周りからの評判も良いでしょう。
- その代わり、出世のスピードは遅いです。責任の重い仕事がなかなかデキません。
小さな会社であれば、
- 安定はしていませんが、早くから出世できる可能性が高いです。自分の代わりがいない、責任の重い仕事がデキるでしょう。
- だからこそ、育児休暇なんて言ってられないでしょうし、出世したとしても仕事のスケールが小さいでしょう。
アメリカでは、優秀な学生が、小さくて、これから伸びそうな会社に就職するそうです。
大きな会社は、教育研修が充実しています。
最初は大企業っていうのは、間違ってないでしょう。
小さな会社に行くのは、自信のある人です。
「もっと中小企業に目を向けよう!」と言われていますが、ボロボロの会社に行くと辛いです。
大企業ほど知名度はないが、しっかりしている会社
こういう会社を見逃さないでってコトでしょう。
経営者は誰か?
- ソフトバンクの孫社長のように、会社を興した人が社長をやっているケースがあります。
- 子供へ子供へと引き継がれてきた、昔ながらの会社もあります。
- メガバンクのように、すぐに社長が変わる会社があります。
経営者がどれくらい力を持っているか?
大事な視点の1つです。
社長の言うコトが絶対の会社なら、社長の考え方をよく聞いて会社を選ぶべきです。
ソフトバンクなら、孫さんが社長をやめた後、会社がメチャクチャにならないか注意すべきです。
株主は誰か?
株主が不特定多数の会社なら、ほとんどのコトが会社のやりたいようにデキるでしょう。(東京電力の株主総会のように、株主がたくさん文句を言いに来るコトは滅多にありません。)
でも、一部の株主がたくさんの株を持っている場合、会社はその株主の言うコトを聞かなければなりません。
株主がどうなっているかチェックが必要ですが、それについての詳しいコトは、明日のブログに回します。
次回は「株主と子会社」
お楽しみに!