公認会計士試験は、パソコン持込みでやろうよ。

  • 会社の同期から1年
  • 一緒に論文式に合格した人から2年

遅れまして、公認会計士修了考査の勉強をしています。
実務要件は満たしているので、この試験に合格すれば、公認会計士試験合格者公認会計士になります。

この修了考査が

  • 基準書は配布されない
  • 電卓で計算する

という、とても残念な試験です。

暗記なんか、実務で全く必要ない

会計士は、会計監査六法という分厚い基準書を持っています。
パソコン上で見る人も増えていますが、本が主流です。

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ティッシュ箱の2倍くらいあります。

他にも

  • 監査実務ハンドブック
  • 監査基準委員会報告

といった本を持っている人も多いです。
さらに、各法人が作成している監査マニュアルもあります。

これだけたくさん見るものがありますので、実務では、該当箇所を素早く見つける能力が重要です。

しかし、試験は手元に本が無い状態です。
さらに、「○○の要件を4つ答えなさい」など、丸暗記問題がたくさん出ます。

そりゃ暗記していた方が良いですけど、もっと必要な能力があるでしょ。。

電卓なんか、ほとんど使わない

会計士は、常にパソコンを使って仕事しています。
特にExcelで、表を使った調書を作ることが多い。

しかし、試験の計算問題は電卓です。
問題文に書いてある数字を一から入力しないと、計算できません。

とても残念な試験です。

ここからは個人的な怒りですが、
試験の段階で、パソコンの使い方を学んでいてくれたら、僕も少しは心穏やかに仕事が出来ます。

他人が作ったExcelが

  • 列の幅がバラバラ
  • どこが強調したいのか解らない

イライラしながら直していきます。

後輩が入ってきたら

  • 「パソコンのこの使い方が解らないんですが。。。」
  • 「Google先生に聞いてください」

という、不毛なやりとりをします。

後輩がやたらと電卓を叩いていたら、

  • 「さっきから何してるの?」
  • 「この数字をココに。。。」
  • 「そんなもん3分で終わるやろ。」

という冷たい会話になります。

何よりパソコンを使いこなすコトが重要

パソコンの単語帳が大好きな僕は

  • よく使う基準名
  • よく使う長い勘定科目名

頭の数文字を入れれば、全て入力できるように登録しています。

Excelのマクロも大好きで、手間をかけずに、見やすい調書を作ることが出来ます。

それなのに、試験では、一から全部手書きしないといけません。
「試験が終わると手が痛くなる」というくらい、書いている時間が長い試験です。

そのせいで、一般企業の事務員よりもパソコンを使えない人が、会計士になります。
それでいて、新人でも1時間の請求単価が1万円以上ですから、ボッタクリでしょう。

僕が監査を受ける側になったら

  • 個人別に何の作業をしたか
  • 個人別に何時間作業をしたか

明細を見せてもらって、大したことしてない会計士の交代を求めます。
時々「新人は来るな」というクライアントもいます。監査法人から嫌われますが、パソコンも出来ないんだから、それが普通の感覚でしょう。

合格したらどうでも良くなるんだろな

試験制度への怒りから、話から脱線しました。
こんな不満を持つのは、僕が試験勉強をしているからです。

  • なんで丸暗記せなアカンねん
  • なんで電卓叩かなアカンねん

しかし、試験が終われば、この不満も忘れてしまうでしょう。
そうやって、この残念な試験が繰り返されています。

試験が終わった後「試験方法を改善すべき!」と活動していたら、僕はホンモノでしょうね。
とりあえず、黙って勉強します。

試験勉強すること自体には、とても意味があります。初めて知ることばかりです。
ただ、試験方法が実務とかけ離れていて残念、というだけです。

IT系の試験すら手書きだから、パソコンに変えるのは難しいんでしょうけど、変わる時は一気でしょうね。
教育全般に関わる、ビックビジネスのチャンスです。

以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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