幸せそうな人インタビュー②多那瀬友貴さん「旅行先でマンガ喫茶に行くのはダメ?」

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多那瀬友貴(Tanase Tomoki)さん
23歳 社会人1年目

多那瀬:いきなり始めます(笑)。若造が何言ってんねんと思われるでしょうが、「人生とは旅」。“Life is a long journey”。旅っぽい生き方がしたい。

桑理:何を話すか、準備してきてくれたんですね(笑)。

多那瀬:はい(笑)。多くの人はガイドブックに載っている所に行く。そんな旅をする。僕ももちろん、ガイドブックに載っている所には行ってみます。でも、ガイドブックに載っていないもっと楽しい場所や楽しみ方があるんです。ガイドブックに載っていないものを探す時が楽しいです。

桑理:ガイドブックにない」ですかー。

多那瀬:例えば、僕はローマがすごく苦手です。”観に行かなければならない”と言われている名所が多過ぎる。バチカン市国・博物館・サンタンジェロ城・コロッセオ・真実の口・トレビの泉やカエサルのなんとか。。。ガイドブックには”絶対行くべき”と書いてある。でも、全部行くとスタンプラリーみたいになる。自分の意思ではないような気がして嫌なんです。

桑理:なるほどー。

多那瀬:逆にトリノは名所が少なくて好きです。「絶対行くべき」が無いから自由になれる。ベンチに2時間座っていたりしました(笑)。地元の子供とサッカーしたり。そういう旅が好きです。

桑理:なるほどねー。

多那瀬:旅の話ばかりで申し訳ありませんが、アメリカで1番楽しかったことは、サンフランシスコのベイエリアで名物のクラムチャウダーを食べきれなくて、カモメに投げたら空中でキャッチしてくれたことです!1時間ぐらい遊んでいましたよ(笑)。

桑理:カモメすげぇ(笑)。

多那瀬:ガイドブックや教科書通りにやるのは、合格点を取るには良いことです。でも、それって70点くらいだと思うんです。人によって100点と言える体験は違うので、時にはガイドブックから離れた方が楽しいし、幸せだと思います。

桑理:やっと「幸せ」が出てきましたね(笑)。

多那瀬:すいません。しゃべりすぎて(笑)。桑理さんから質問お願いします。

桑理:じゃあ質問します(笑)。「人生とは旅」と思うようになったのはいつからですか?

多那瀬:桑理さんにインタビューされると決まってからです(笑)。でも、僕は昔から「東京に行ったから観光せなアカン」みたいなのが嫌いです。その考えがケチくさいと言うか、つまらない、もったいない。「○○だから○○しないといけない」って外部要因に囚われ過ぎていると思います。僕にとって囚われないのが有意義な生き方かなと。

桑理:囚われている」かー。なるほどねー。

多那瀬:クリスマスでも食べたいもの食べたらいいやん!焼き鳥でもいいやん!海鮮丼でもいいやん!って思います。“攻略本”には書いてないけど、食べたいものを食べる方が幸せ、無理しない方が幸せだと思います。

桑理:僕達は知らないうちに無理してるんですね。

多那瀬:僕は無理しなさ過ぎですけど(笑)。自分の欲求を我慢しすぎたら幸せじゃないと思います。

桑理:確かに。我慢したら幸せじゃない。

多那瀬:もちろん、たまには無理する必要もあると思いますが、バランスが大事。あくまでストレッチ的に無理をする。受身じゃなくて意図的に。

桑理:なんか、すごく体系立ってますね。

多那瀬:考えてきましたから(笑)。もっと体系立てて説明すると、次の2つです。

  1. 自分が幸せな時間を増やし、人生を楽しむため。⇒自分は何が好きか」を理解して我慢しない。
  2. 幸せと感じるものの種類を増やすためや周りへ貢献するため⇒時々、自分が納得する範囲で無理もする。

桑理:「自分が何が好きか分からん」ってよく言いますけど、どうすれば自分を理解できますか?

多那瀬:深く考えるしかないですかねー。たとえば、観光地にいるのにマンガ喫茶に行きたくなるのはなぜ?マンガ喫茶は他のこととどう違うの?どうしてマンガ喫茶に行きたいの?こんな風に自分が普段していることの理由を考える

桑理:人間みんな、何かしていますからね。

多那瀬:そして、考えたことを友達に話してみると、それを分かる人と分からん人がいるんですよ。好みは人それぞれ。自分の中の軸が、好きなものに現れると思います。それに素直に、正直に。

桑理:自分の中の軸」かー。

多那瀬:人に話しているうちに「多那瀬はこういう人だ」って周りも理解してくれる。だから、ワガママを言っても周りの人が怒らないでいてくれる。似たような人が集まっているというのもありますが。

桑理:うーん。。。

多那瀬:何でも聞いてください。

桑理:なんか核心をつけていない気がして。。。最初に戻ると、多那瀬さんはとりあえずガイドブックは読むんですか?

多那瀬:読みますよ!最初は守る、守破離です。そうしないと事故起こしますから。旅でも、勉強の仕方でも、人の言っていることの全体像は掴む。

桑理:ふむふむ。

多那瀬:でも、1から10まで説明されるのは嫌いです。到達点だけ示してくれたらいい。自分のやり方で結果だけ揃える。まず自分の思いついた方法でやってみます。ダメだったら言われた通りにやる。

桑理:じゃあ、、、ガイドブックに書いてあることはやりたくないんですか?

多那瀬:うーん。。。そう言えますかね。ガイドブックと違う方法を見つけた時の「やったった感」。「へっへー!」みたいな。

桑理:見つけた瞬間が幸せなんですか?

多那瀬:見つけた瞬間だけではないです。思い付いた時、誰かに声をかける前、実行した時。全部楽しいです。

桑理:プロセス全部楽しいってことですね!

多那瀬:なんでもアイディア次第で楽しくなると思っていて。イタリアで終電を逃した時、ホテルまで3時間歩いたんです。道路に車がたくさん止めてあったんで「日本車から日本車の間を走ろう(トヨタラン)」って。そうしたら3時間あっという間でした(笑)。

桑理:「何でも楽しむ」を極めてますね(笑)。

多那瀬:いつも、どうやったら楽しくなるかを考えています。大変な仕事でも「なんで多那瀬くん1日で出来たの?」って驚かせたい。ゲームです。

桑理:やっと核心についた(笑)。最後に。多那瀬さんが今考えている、旅の最終目的地は?

多那瀬:そうですね。。。人生を振り返った時に、この旅は良かったなと思える旅にしたいです。目的地というよりは、どういう状態で旅を続けられるか。最終目的地に着いたときに、どれだけ自分が納得のいく選択をできたかに拘りたいと思います。
だから、我慢せず好き嫌いに従って生きたい。そのために自分のことを理解してくれる奥さん、友達が必要です。ワガママを許してもらうには、それなりの実績・力・人間的な魅力が必要だと思っています。

桑理:さすが、最後まで体系立った回答ですね!有難うございました。

 

【編集後記】

年下だけど、大学時代の職場の先輩。だから、お互いに敬語を使う奇妙な関係だ。

率直に、彼は頭が良い。自分で話しながら「次、何を質問されるだろう」と考えている。インタビュアー泣かせの人だ。
その頭脳で「○○したら面白いんじゃないか」「××したら周りが驚くんじゃないか」と考える。いつも驚きがあって、一緒に仕事をしていてとても楽しかった

ルーティーンの暮らしに飽きてきた方は、彼のアイディアを参考にしてみたら良いかもしれない。

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