西田 雄祐(Nishida Yusuke)さん
- 25歳(記事公開時点)
- 雨男
- 甲南大学法学部 卒
- 総合サービス業
⇒不動産2年間
⇒映画1年間
⇒6月から東京で不動産 - 好きなスポーツは
サッカー、ゴルフ
西田君は、夢を聞いて回っています。お互いにインタビューしました。
桑理の夢「普通の幸せを極める」です。
夢を聞いている理由
桑理:夢を聞いている理由、教えてくれる?
西田:自分の夢って固定概念でしかないと思ってて。自分の夢を明確にするために、友達だけじゃなく、いろんな人の夢を知りたい。だったら、聞きに行ったらイイと。
桑理:ほぉー。
西田:夢って自分だけでは叶わない気がしてる。他の人の夢も、応援したいな。
桑理:なるほど。
西田:全国を回って夢を聞きたかったけど、学生時代はお金が無くて。。社会人になってから、年に1回、長期休みで回ってるねん。
九州を1周した時、旗に集めた夢。
西田:人見知りしない性格で、タクシーのおじさん・飲食店の人、誰にでも声かけちゃうな。
桑理:才能やな!
西田:そんな感じやから、他の人からも声かけられやすいみたいで。梅田で仕事してた時も、出勤中にヨドバシ探してるおばあちゃんに話しかけられて。「ヨドバシあっちやけど、10時開店で、まだ8時半やで」言うて、仕事までカフェで話してた(笑)。
桑理:すごー(笑)。
西田:そのおばあちゃんも、知らない男によくついて行ったと思うけど(笑)。俺と同じぐらいの孫がいるって言ってたから、80歳ぐらいかなぁ。
西田君の夢
桑理:西田君の夢は?
西田:お店を出すこと。夜はバーで、昼はランチをやってる感じの。
桑理:ほぉー。
西田:高校の時の親友と考えてた話で。そいつが鹿児島に行って大学時代はあまり会って無かったけど、久し振りに会った時に「あれ、覚えてるか?」って。
桑理:いいなー!
西田:時期はまだ決まって無いけど、そいつと一緒にやりたい。今の会社に入ったのもそのためで、不動産・映画といろんな経験をさせてもらってる。特に、店をやるには不動産が必要やし。夢に向かって思い通りに進んでいて、逆に恐いな。
桑理:夢を聞いていて、良かったことはある?
西田:他の人の夢を聞いて、親友と夢を語り合って、、、どういうお店にしたいかが決まってきたな。大きい店じゃなくて、アジト的なコミュニティを創りたい。
桑理:ほーほー。
西田:俺は料理もできないし、経営する側になる予定。学力は無いけど、経営はセンス的な所があると思うし。仕事で社長や店舗開発の人と話したり、経営の本を読んだりして、勉強してるわ。
桑理:アジト的なコミュニティで、イメージに近い店ってある?
西田:最近知ったんやけど、「森の図書館」っていう、本が読めるカフェが凄いな。
渋谷にある本の森?お酒も飲める”森の図書室”が居心地◎で働く大人女子にうってつけ
まさにアジト的なコミュニティです。
夢のカタチ
西田:お客さんが笑って帰れる店を創りたいな。雰囲気を大事にして、笑いの絶えない店にしていきたい。
桑理:いいね!
西田:昔もサッカー部で部長やってたし、仕事でも盛り上げ役になったり、バイトの人をイジってみたり。雰囲気を創っていくのが好きやな。
桑理:なるほど。
西田:店でもお客さんに夢を書いて欲しい。写真を撮って、壁に貼ってもらう。今集めてる旗も色紙も、店の壁に貼らせてもらうつもり。
桑理:楽しそう!
西田:写真で見た人が、面白そうって思ってもらえる店づくりをしていきたいな。今も、インスタにアップしたら「私も夢書きたい!」っていう人いるし、そういうの好きな人多いと思う。
夢が生まれる時
桑理:高校生の時、2人の夢はどうやって生まれたん?
西田:飯を食うのが好きで、昼も夜もいろんな所に行ってて。「2人で何かやりたい」「バーってカッコいい」って感じ。単純な子供の憧れ (笑)。
桑理:なるほど(笑)。
西田:でも、それが今でも続いているのがスゴいと、自分達でも思うな。そいつが覚えててくれたことが嬉しいわ。
桑理:いい話やなー。
西田:メニューを作らなあかんねんけど、調味料に賭けてみようと思ってる。
桑理:調味料?
西田:塩に賭ける。
桑理:塩?
西田:塩ラーメンの美味しいお店は、何のラーメンでも美味いねん。醤油とか、豚骨は味をごまかせるけど、塩はごまかせない。それにビビッときた(笑)。
桑理:なるほど!
西田:塩とお酒の店やな。カウンターに世界中の塩を置きたい。
桑理:いいねー!
西田:何でも塩で食べてみよう。でも、食べ過ぎに注意 (笑)。
目標とする生き方
西田:夢を語ると「ホンマに出来るの?」とか「せっかく大きな会社に入ったのに辞めるのもったいない」とか、よく言われるけど。
桑理:そうやなぁ。
西田:よく言う「人生は1回きりだから、チャレンジする」とかじゃなくて、本気で思ってるヤツが叶えるっていうのを実現したい。
桑理:ほぉ!
西田:武井壮の「オトナの学校」知ってる?
武井壮さんが、大人の育て方を語ったテレビ番組。
現実を直視して、夢を追いかけてきた武井さんだから語れるコトだと思う。
とても勉強になり、やる気が出ます。
西田:俺の尊敬する人。1番の目標やなー。
友達を大事に
桑理:どういう子供やった?
西田:自由にさせてもらってて、やりたいと思ったら勝手にやってたなー。親から「勉強しなさい」って言われたことがなくて、「あんたは友達が多いから何とかなる」って言われてた(笑)。
桑理:なるほど(笑)。
西田:幼稚園からサッカー始めて、高校卒業までずっと。大学でもサークルでやってたわ。
桑理:ふむ。
西田:お姉ちゃんと妹は勉強してたけど、俺だけ勉強しなかった。勉強しといた方がイイのは解ってるけど、勉強したから仕事がデキるわけじゃないし、ある程度でイイかなって。
桑理:ほぉー。
西田:大学は自分の学力でいける所を選んで、4年間、友達に費やしてたわ。自分の長所を伸ばして、コミュニティをいっぱい形成したかった。高卒でいきなり働くと、4年間の分で縮んでしまうと思うな。
桑理:なるほどねー。
西田:毎日楽しかったな。アホなことを含め、楽しいコトいっぱいした。いろんな遊びを知っておかないと仕事出来ないし、いろんな人と話しておかないと仕事にならないと思う。
桑理:そうやなぁ。
西田:頭が良くて、収入が多くても、コミュニティや友達が少ない。そういうのは目指して無かったな。こうやって生きてて、今も楽しいし、将来も楽しいと思うわ。
編集後記
夢や目標が次々と出てくる人。聞いていて、とても気持が良い。
だからこそ、周りの人も、西田君に夢を語りたくなるのだろう。
夢を語れるコミュニティを、あくまで現実的に創っていく。
そんな過程を応援したいと思います。