Vol.13「費用とは」で書きました。
費用とは
お金を増やすために必要だったお金
そして、費用は
変動費と固定費に分けることができます。
- 変動費は、今年1年の売上によって、金額が変わる費用
- 固定費は、今年1年の売上によって、金額が変わらない費用
例えば、
- 売る物を買ってくるための費用
- 売上が多かったから、従業員にあげたボーナス
これらは変動費です。
- 事務所を借りるための費用
- 従業員の普通の給料
これらは固定費です。
今年の売上が0円だったら、変動費も0円になります。
でも、売上が0円でも、固定費は発生します。
これを知っていると、何に役立つのか?
利益を出すためには、どれだけ売らなければならないか
が解ります。
カンタンな例を作ります。
- 固定費が100万円
- 2万円売るごとに、1万円の変動費
200万円売れば、
- 変動費が100万円かかります。
- 固定費が100万円なので、この時、利益は0円になります。
この会社は、
- 売上200万円以下なら赤字
- 売上200万円以上なら黒字
そういう計算が出来るのです。
毎年、会社はこの計算をします。
- 来年はこれくらいの売上かなー?
- これだと、どれくらいの利益になるかなー?
その計算をして、赤字になったら
- 売上が増えるように頑張る(難しいし、不確実)
- 変動費があまりかからないようにする
もっと安く買ってこれるようにしたり、安く作れるように工夫したり(難しいし、不確実) - 固定費を減らす
リストラをしたり、給料を減らしたり、事務所を小さくしたり(確実)
給料は固定費だから、従業員を増やすのは慎重にしないといけない。
だから、正社員より非正規社員の方が良かったりします。
明日は「正社員と非正規社員」
お楽しみに!