This title is Japanese only.
先日のブログに続いて、「電車男」「告白」「モテキ」などのプロデュースをした、川村元気さんの本です。
日本の超一流12人に対して、川村さんがインタビュー。テーマは仕事。その内容を川村さん自身で編集した本です。
山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、
糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、 鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一。
この12人の中で、私が最も印象に残った言葉。
3年歯を食いしばって名刺の代わりになるような仕事を完成させれば、そこから自由が拓けるのに、それを耐える忍耐力が若い書き手には少ないんだろうかって。
書き手に限らず、「忍耐力が無い」と言われる私たち若者世代。
自分の仕事は人の役に立っているか?今の仕事は楽しいか?人間関係はどうか?
そういう”現状“ばかりに目を向けているように思います。
「○○を達成するまではやるんだ!」という意思を持っている人は少数派でしょう。
石の上にも3年と言います。
例え成果が出なくても、3年チャレンジしたのであれば「自分は○○をしたが失敗した」と言えるでしょう。
(リニアモーターカーを造るとか、ノーベル賞ものの研究をするとかなると何十年単位の話ですが、それは例外)
高校生活も3年間。大学生活も入学から就活まで3年間。
3年間やり続けたことは、生涯語り続けられます。生涯付き合っていく仲間もできるでしょう。
3年やれば、1年目の新人に教える立場も経験できるはずです。
時代は変われど、1年365日は変わりません。
石の上にも3年はいつまで経っても3年なのでしょう。
私も、とりあえず3年単位で、人生考えていきます。