セグメント情報(⇒会社の事業別の情報)を紹介しました。
なぜ、セグメント情報が大事かは、前回説明した通りです。
ここで実際のモノを見てもらいましょう。
これはセブン&アイ・ホールディングスのセグメント情報です。
セブン&アイ・ホールディングスは
- コンビニ(セブンイレブン)
- スーパー(イトーヨーカドー)
- 百貨店(そごう)
- レストラン(デニーズなど)
- 金融(セブン銀行)
いろんな事業をしています。
セグメント情報を見れば、それぞれの数字が解ります。
売上はその事業の大きさを表し、
利益はその事業の儲けを表しています。
また、セグメント情報には、地域別の数字も載っています。
これを見ると、海外にどれくらい進出しているか解ります。
このセグメント情報、有価証券報告書という書類の中にあります。
見たい会社のホームページで有価証券報告書を検索して、
PDFファイルを開いて、ファイルの中で「セグメント情報」を検索すれば見れます。
他にも、いろんな方法で探すコトができますので、ググってみてください。
これを使いこなすコトができれば、IT時代の数字でやる就職活動です。
会社パンフレットのように、「会社の良いコトばっかり書いているモノ」ではありません。
ぜひ、これを同じ業界の会社と比べてみてください。
ちなみに、「有価証券報告書」は、経理の人が作り、会計士がチェックした書類です。信用して使ってください。
次回は「仕事で会社を選ぶ」
お楽しみに!