会計士による就活支援Vol.9「面接を会社から見たら」

Vol.8「就活を会社から見たら」で書いたように、

  1. 学歴
  2. 資格
  3. 勉強
  4. クラブ
  5. バイト、学生団体、その他の経験

を使って、効率よくデキる人を選びます。
面接は、この中からさらにデキる人効率悪く絞っていく作業です。

 

例えば、今年100人の採用をする会社があるとしましょう。
1回の面接で、2人のうち1人が落ちるとすると

  • 最終面接に残るのは200人
  • その前の面接は400人
  • その前は800人
  • その前は1600人
  • その前は3200人

5回面接するとしたら、3200人と面接することになります。

次の面接に進むのは、2人に1人。
面接官は「どっちにしようかなー?」と思いながら、大量の人と面接しています。

採点表みたいなのを持っていても、面接官の好みで点数は変わります。

ここでポイントは

変な人を次の面接に進ませると、上司に怒られる

 

面接は、回を重ねるごとにエラい人が出てきます。
その時に、気に入らない人がいたら

この人を通過させたのは誰や!?

となります。
面接官は慎重に人を選びます。

それとともに、

選んだ理由を言えるような人

を、次の面接に進ませます。

この人は●●だからイイと思ったんです!

と上司に自信を持っていえるような人。
「この人、何となくイイ」だけではダメなのです。

 

かと言って、

  • 1年間留学していた
  • 大きな団体のリーダーだった
  • めっちゃ話がオモシロい
  • とにかくイケメン

そんな、際立ったモノを持っている人はわずかです。
際立ったモノを持っていない人は、どうすれば良いか?

この人、うちの会社のコト好きだ!よく調べてきてる!!

そう思ってもらえれば良いのです。
これは、際立った才能ではありません。努力の範囲です。

この人、勉強熱心で、うちの会社のコトめっちゃ好きみたいなんで、通過させました

これは、上司に対して、ちゃんとした理由になります。

 

 

次回は「会社はなぜ説明会をするのか?
お楽しみに!

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