Vol.8「就活を会社から見たら」で書いたように、
- 学歴
- 資格
- 勉強
- クラブ
- バイト、学生団体、その他の経験
を使って、効率よくデキる人を選びます。
面接は、この中からさらにデキる人を効率悪く絞っていく作業です。
例えば、今年100人の採用をする会社があるとしましょう。
1回の面接で、2人のうち1人が落ちるとすると
- 最終面接に残るのは200人
- その前の面接は400人
- その前は800人
- その前は1600人
- その前は3200人
5回面接するとしたら、3200人と面接することになります。
次の面接に進むのは、2人に1人。
面接官は「どっちにしようかなー?」と思いながら、大量の人と面接しています。
採点表みたいなのを持っていても、面接官の好みで点数は変わります。
ここでポイントは
変な人を次の面接に進ませると、上司に怒られる
面接は、回を重ねるごとにエラい人が出てきます。
その時に、気に入らない人がいたら
この人を通過させたのは誰や!?
となります。
面接官は慎重に人を選びます。
それとともに、
選んだ理由を言えるような人
を、次の面接に進ませます。
この人は●●だからイイと思ったんです!
と上司に自信を持っていえるような人。
「この人、何となくイイ」だけではダメなのです。
かと言って、
- 1年間留学していた
- 大きな団体のリーダーだった
- めっちゃ話がオモシロい
- とにかくイケメン
そんな、際立ったモノを持っている人はわずかです。
際立ったモノを持っていない人は、どうすれば良いか?
この人、うちの会社のコト好きだ!よく調べてきてる!!
そう思ってもらえれば良いのです。
これは、際立った才能ではありません。努力の範囲です。
この人、勉強熱心で、うちの会社のコトめっちゃ好きみたいなんで、通過させました
これは、上司に対して、ちゃんとした理由になります。
次回は「会社はなぜ説明会をするのか?」
お楽しみに!