感性の話

毎日読んでいるコラム。
今日はこんな記事でした。

リッツ・カールトン式 感性を高める方法

 

エエ話です。

ただ、
感性」って何やねん?
と思った人も多いのではないでしょうか。

僕はこの「感性」という言葉、
半年くらいメッチャ聞いてきました。
大事だと聞かされてきました。

しかし、
分かりにくい・フワッとした言葉が嫌いなので、
1度も使ったコトがありません。

その代わり、自分なりの解釈があります。
それを書いてみます。

感性は「気付きの力

感性を分かりやすく、はっきりした言葉にすると
気付きの力」です。

気付きやすい=感じやすい
感性が高い=気付きの力が高い」ということです。

 

感性は高い方がいい

感性?そんなモノ興味ない」と思った方もいらっしゃるでしょう。

しかし、感性気付きの力は高い方がいいです。

具体例は、髪型に対する気付き

女性は髪型の変化にすぐ気付きます。
男はあまり気付かず、文句を言われます。

感性は高い方がいいのです。

 

感性の高さ

髪型の話からすると
男性より女性の方が感性が高いのか?

そんなことはありません。

気付くのは「自分がこだわっているから」です。

時々、男性でも、髪型の変化に敏感な人がいます。

その男性は、決まって髪型にこだわっています。オシャレです。
自分の髪型を毎日チェックしているから、人の髪型にも自然に目がいきます。
(※女性の髪型の変化にのみ気付く男は、ただの女好きです※)

僕みたいなヤツは、全然気付きません。

ボウズだから、鏡を見てもいつも同じ、寝癖すらありません。
だから、人の髪型にも興味がありません。

そんな僕も、感性が高い部分があります。
人の「歩き方」です。
野球部時代、足のケガに苦しんだ経験から、歩き方を気にしました。
今でも変わりません。
靴底のすり減り方とか、メッチャ見ています。
すぐに気付きます。 

まぁ要するに、「気にする部分の感性が高い」のです。

 

感性がズバ抜けて高い人

イチローさんが
「試合前、いつも同じカレーを食べていた」
というのは有名な話です。 

その理由について、

「毎日が大事な試合。最高のコンディションで臨みたい。
だから食べ物も一緒にする。
カレーじゃなきゃダメなわけではないですよ。」

と仰っていました。

これ「最高のコンディション」についての、感性が高いんやと思います。

最高」のレベルが他人とは違うのです。
だから世界一のプレーができるのです。

日本電産の永守社長。
「1月1日の午前中以外は、全部仕事をする」というのも
ビジネス界では有名な話です。

「会社を起こすなら、人の倍働くか。倍働かないと、成功できんよ。
人並みに働いて成功なんて絶対にない。」

というお母様の言葉が、元になっているらしいです。

これ「成功」についての感性が高いんやと思います。

成功するために必要な努力。
その努力の基準が他の人と違います。
だから、会社が成功するんです。

 

 

感性を高める

ありとあらゆる部分の感性を高めようとしても、無理でしょう。

「自分はどうなりたいか?何がしたいか?」

それを明確にするコトで、感性が高まります。

「それだけ?」って思うかもしれませんが、
心理学で「カクテルパーティー効果」というのがあります。

騒がしいカクテルパーティーの中でも、
耳が勝手に周りの雑音を消す。
だから、話に集中できる。 

しかし、自分のウワサ話をされていたりすると、自然と聞こえる。

ご飯を食べる所を捜していると、
それ以外の看板なんて興味無い。

そんな感じです。

人間は自分に関係あるコトに気付くように出来ています。

だから「自分に関係あるコト」を
自分で決めてしまえばいいのです。

そうすれば、

人を見る目が変わります。
会いたい人が変わります。
気になるニュースが変わります。
読みたい本が変わります。

知らない間に、その部分で感性が高い人になります。

 

以上。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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