未来を描いて、とりあえず決めてみる

自分の将来のこと。考えない人はいないでしょう。子供でも、大人でも、お年寄りでも。

しかし、「自分の将来は〇〇」と決めている人は少ない。年齢を重ねるほど少なくなってくる。大人になればなるほど、色々なことが分かってくるからだろう。

僕も、小さい頃は「プロ野球選手になる」と言っていた。しかし、ある時から言わなくなった。自分の実力を知り、言えなくなった。それが大人になるということかもしれないが。

そうやって大人は、自分の好きなことではなく、自分に向いていることを探し出す。そんなことをしているうちに、自分の好きなことを忘れてしまう。自分が楽しいと感じる瞬間を思い出せなくなる。悲しいかな、そういう大人はたくさんいる。

そういう人に限って、”自己啓発本って胡散臭い”と思っている。人生を楽しくするヒントから、目を背けてしまう。

「思考は現実化する」のナポレオン・ヒル氏はこう言っている。

  • 目標計画もなしに成功はありえない。
  • あなたの能力に限界を加えるものは、他ならぬあなた自身の思い込みなのです。

ワタミ創業者、渡邉美紀氏はこう言っている。

「なぜ夢を持てないのかというと、知識が足りないからなんです。例えば、地球環境の問題や食糧問題などをしっかりと伝え、自分のポジションを世界の中で見つめ直させると、世界のこと、自分のことを一生懸命考えるようになります。社会に関心を持つことで、何か自分もアクションを起こさなければという気になっていくし、おのずと自分の夢、目標も見えてきます。」

ちゃんと考えていたら、ぼんやり見えてくるものがある。自分の未来がぼんやり描けてくる。大事なことは、とりあえず「これ!」って決めてしまうことだと思います。

決めてみることによって、自分に足りないものが見えてくる。でも、一緒の方向を目指す仲間に出会える支援してくれる先輩が現れるかもしれない。

未来を描いて、とりあえず決めてみる。そういう僕もいろいろ迷っていましたが、描ける範囲で未来を決めました。現実になるかは僕の努力次第ですが、それを目指す過程を楽しめたらいいんじゃないかと思います。

関連記事