本末転倒な店長

昨日、友達と居酒屋に行きました。

最初の飲み物が出てくるのは遅かったですが、
それ以外のトコロは普通でした。

11時閉店で、僕らが最後の客。
既に料金の支払いを済ませていました。

席を立って、歩き出すと、
店員さんは「ありがとうございました」と言います。

ここまでは普通でした。

僕も「ごちそうさんでーす」と言いながら出て行こうとしました。

すると、レジの横で、店長らしき人がパソコンを見ていました。
今日の売上を見ているのでしょう。
真剣な顔でした。

僕はその顔をガン見していました。

しかし、店長はこちらに目を向けることもなく、
「ありがとうございました」の一言もありませんでした。

(距離は近かったので、気付いていないハズはありません。)

この店、もう来るコトはないなー
この店、潰れるやろなー

そう思いました。

たぶんその店長、売上のプレッシャーをかけられているのでしょう。

「今日も売上が低くてヤバいな」と思っていたのでしょう。

何か手を打たなければヤバいと思っているのでしょう。

もしかしたら、
「マーケティングの手法」とか勉強しているかもしれません。

でも、売上アップのために最も有効だったコトは

ありがとうございました!

何かご不満だった点はございませんか?

またよろしくお願い致します!

お気をつけてお帰りください!

この会話でしょう。

それだけで、僕は「また来ようかな?」と思ったでしょう。

不満な点を聞かれた僕が、
「最初の飲み物が遅かった」と言って、

それは大変申し訳ありませんでした。

次回来て頂くまでには改善しておきます。

こちら割引券になるので、
次回使ってください!

そうすれば、僕はファンになったでしょう。

本末転倒な店長の話でした。

目の前のコトに集中する。

遠回りなように見えて、これが1番の近道でしょう。

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