物流はどうなるのか?

家に帰ると、ヤマトの不在届が入っていた。メールを開き、ネットから再配達を依頼する。既に19時半を回っているというのに、まだ「本日中」の再配達が可能。20時~21時の時間指定。恐ろしい。

Amazon・楽天などの通販の台頭により、物流は儲かっているように思える。しかし、現実は厳しい。業界2位の佐川急便がAmazonとの取引を止めている。「そういえば、佐川来ないな」と思っている人も多いのではないだろうか。

Amazonの膨大な取引量と、安い単価に佐川が耐え切れなくなったという噂。確かに、Amazonプライムで買ったらどんなに安くて配達料ゼロですからね。。。それを実現するには、配達料は極限まで下げなければならない。

そのAmazonも、利益がほとんど出ていないというのはご存知だろうか?Amazon.com-sales-volume

売上はどんどん伸びていくが、利益はゼロ周辺で推移している。Amazonもギリギリでやっているということ。ギリギリでやっているからこそ、お得なサービスが提供できる。ファッション・家電・書籍・生活用品、、、個人のあらゆる買い物を便利にしている。あらゆるBtoCの業界を脅かしている。

Amazonと手を切った佐川は、企業の物流に力を入れている。米倉涼子さんが「佐川という手があります」と言ってるCM。キャッチフレーズは「プロのためのプロがいる」。Amazonの扱う個人客との決別を謳っているわけであります。

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物流=モノを動かすこと。手紙がメールになり、本が電子化し、あらゆるモノが小型化、3Dプリンターも登場し。。。どんどん物流の役目は減ってきています。さて、これからどうなるんですかね?

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