自分のせい・人のおかげ

今日は、私の理想とする考え方について書いてみます。

自分のせい・人のおかげという風に
考えられる人間って、カッコいいですよね。

 

「この賞を頂けたのは、私を支えてくれる全ての方々のおかげです。」
「この度の不祥事は、全て上司である私の責任です。」

この考え方を極めていくこと。

つまり、
①より低いレベルで「人のおかげ」だと考えること
②より高いレベルで「自分のせい」だと考えること

そうしていくことで、
人間としていい感じになれるのではないかと思うわけです。

それぞれについて、具体例を挙げて、今日は終わりにしたいと思います。

 

①大記録を達成したプロ野球選手のコメント

(徐々に低いレベルで「人のおかげ」と言うコメントにしていきます。)

 

「この記録を達成できたのは、私を使い続けてくれた監督のおかげです。」

「・・・、いつも夜中まで練習に付き合ってくれたコーチのおかげです。」

「・・・、いつも私を支えてくれる家族のおかげです。」

「・・・、いつも温かい声援をくださるファンの皆様のおかげです。」

「・・・、いつもプレーで私を助けてくれたチームメイトのおかげです。」

「・・・、いつも裏で頑張っているトレーナーさん・スコアラーさんのおかげです。」

「・・・、私のために素晴らしい道具を作ってくださる方のおかげです。」

「・・・、いつもキレイにグランドを整備してくださる方々のおかげです。」

「・・・、いつも正しくジャッジをしてくださる審判の方々のおかげです。」

「・・・、私に野球の楽しさを教えてくれた友人のおかげです。」

「・・・、私なんかに注目してくださる記者の皆様のおかげです。」

「・・・、私に負けることの悔しさを教えてくれたライバル達のおかげです。」

「・・・、夢はあきらめるなと教えてくれた、小学校の先生のおかげです。」

「・・・、通勤時に使っているお気に入りの車を作ってくださった皆様のおかげです。」

「・・・、いつも快適に寝れる布団と枕を作ってくださった皆様のおかげです。」

「・・・、私の原動力であるお米を作ってくださる農家の方々のおかげです。」

「・・・、落ち込んだ時に聞いている曲を作ってくれた○○さんのおかげです。」

「・・・、野球という必ずしも必要ではないものに、投資してくださる親会社のおかげです。」

「・・・、平和に野球ができる日本を作ってくださった、先輩方のおかげです。」


②1人でバーをやっているマスター

(徐々に高いレベルで「自分のせい」という考えにしていきます。)

 

(お客様がお酒をこぼしてしまって)
「私がお酒の置き場所に気を使っていれば、こぼすことはなかったはずだ」

(お客様同士のケンカが起こって)
「私がもっと美味しいお酒を出していれば、良いサービスが出来れば、ケンカはなかったはずだ」

(自慢のお酒に文句を言われて)
「お客様のお口に合うように作り変えられなかった自分が悪い、このお酒はタダにしよう」
「自分を成長させてくださるお言葉への感謝として、おつまみをサービスしよう」

(店の前にゴミが落ちているのを見て)
「私がお店をもっとキレイにしていれば、ゴミを目の前に捨てられることはなかったはずだ」

(ホームレスの人がいるのを見て)
「私の商売がもっと繁盛して、この人を雇うことが出来れば、苦しまずに済むのに」

(お客様が交通事故に遭われたと聞いて)
「私がもっと幸せな気分を与えていれば、事故に遭わないように運転してくださったはずだ」

(近くで虐待が起こったと聞いて)
「私の店がもっと憩いの場所になれば、この親御さんの気持ちも変わっていたはずだ」

(全国で起こる悪いニュースを見て)
「私がもっと良いサービスをして、幸せな気持になって頂ければそれがお客様から日本全体に広がっていくかもしれない」

 

 

いかがでしたでしょうか。
一線を超えると、宗教家か神様かという考えになります。

いい具合で、実践していきたいと思います!

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