平成28年6月より、選挙権が20歳以上⇒18歳以上になりました。
7月の参議院選挙では
18歳、19歳が誰に投票しているか?
とても話題になっていましたが。。。
1945年、20歳以上に選挙権が与えられてから70年以上。
昔より大人になる年齢が遅くなっているのに、18歳に引き下げるのは違和感があります。
何歳からを大人と言うか?
選挙権を与える年齢の議論は、お酒・タバコ・運転免許と同じです。
しかし、選挙権を持つのは大人だけじゃなくてイイと思います。
僕の意見を結論から言うと、
- お酒・タバコ・運転免許は、18歳ぐらいで区切れば良い。
- 選挙権は税金を払っている人、全員にあげるべき。
(極論)赤ちゃんが選挙権を持っていても良い。
身体の機能には、年齢制限がいる
そもそも、年齢制限があるのは、
- 能力が無いから
- 危ないから
お酒・タバコ・運転免許は、危険なものです。
特に、子供がやるのは危険過ぎる。
大人だけに制限すべきですが、成長期の遅い人でも、
- 16歳でまぁまぁ大人
- 18歳で完全に大人
バイクの運転免許が16歳、車の運転免許が18歳であるように、
選挙権を行使する能力?
同じように考えて、選挙権に年齢制限があるのも、
能力が無いから
という理由になるでしょう。
しかし、選挙権を行使する能力とは、どういうものでしょうか?
子供は、候補者をちゃんと選ぶ能力が低いように思います。
- 親や学校の先生の言いなりになってしまう
- ポスターの雰囲気で投票してしまう
介護レベルの高いご老人は、自分で情報を得る能力が低いでしょう。
そんなこんなで、現状は
- 18歳未満の子供はダメ
- 死ぬまで選挙権アリ
となっています。
選挙権は年齢で切るべきじゃない
- 16歳で働いている人もいれば、
- 25歳でも学生している人もいます。
子供と大人の線引きは難しい。
- 80歳で働いている人もいれば、
- 70歳でガッツリ介護を受けている人もいます。
個人差がかなりあるので、年齢で切ることは出来ません。
とすると・・・
税金を払っているか?
という基準で分けるしかありません。
※僕の少ない知恵では、こういう結論になります。でも、
政治は税金をどう使うか?
政治の機能はたくさんあります。
しかし、仕事の内容を突き詰めると
- 税金を集め
- 上手に使うこと
外交も国防も、学校も病院も、税金で成り立っています。
政治は、会社の経営と同じです。
- 何かをするために、いくらお金が必要か?
- 必要なお金を、どう集めるか?
税金を払う人には、政治に口を出す権利がある。
政治には、税金を払う人すべての意思が入るべきです。
消費税は赤ちゃんも払っている
選挙権は赤ちゃんが持っていても良い
というタイトルを付けましたが、本当は所得税を払っている人だけに選挙権を与えれば良いと思っています。
しかし、
- 専業主婦はどうするんだ?
- 病気で働けない人はどうするんだ?
と様々な問題が出てきます。
だから、僕の結論は
みんな消費税を払っているんだから、選挙権を持っていても良い。
8%
赤ちゃんに1年で100万円かかったら、親は1年で8万円の税金を払っています。
寝たきりのご老人は、選挙権があっても使うことができません。
赤ちゃんも同じように、選挙権を持った上で棄権したらイイでしょう。
- 小学生であろうと
- 幼稚園児であろうと
投票する能力がある人は投票する。
親の言いなりでも、
子供の選挙権は危険だけど、今よりはイイと思う
小学生が選挙権を持っていたら。。。
学校の先生には、確かな政治観が求められます。
○○さんに投票したら、宿題をナシにして上げる
という先生が現れるかもしれません。
でも、そんな先生は一発でクビにすれば良いワケで。
親も政治について、考えざるを得なくなります。
お父さん、選挙って何をしたイイの?
イチから教えないといけません。
ちょっと危険ではありますが、今の
- 投票率50%台
- 60歳以上の投票者が40%を超える
という状況よりは良いでしょう。
長期的な視点に立った政治になる、気がします。
以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m