1分でわかる!会計の話Vol.11「利益と税金」

人にかかる税金

サラリーマンの家で育つと、「税金を払う」っていう感覚が分かりません。
サラリーマンの場合、銀行に振り込まれる給料は、既に税金を引かれているからです。
 
会社が取ったワケではありません。
 
会社が全社員の
  • 給料いくら
  • 奥さんがいて、子供が2人いる
    ⇒だから税金は○○万円

税金を計算。
「これ、うちの会社みんなの税金だから受け取って」と国に払っているのです。

  • 保険料を払ったり
  • 病院に行ったり
  • ふるさと納税したり
そういう場合は、年末に税金が戻ってきます。 

会社にかかる税金

売上が多くてもお金持ちとは限らない

と言いました。
税金売上で計算すると、お金が無くて払えない会社が出てきます。

そこで、会社税金利益に対してかかります

  • 儲っている会社は税金を払う。
  • 儲かっていない会社は税金を払わなくて良い。

そういうシステムです。

会社は

今年、利益○○万円したので、税金は○○万円払います

と自分で言います。
(そのお手伝いをするのが税理士です。

利益は多い方がいいんですが、大きくなり過ぎないようにしている会社も多いです。
(そのお手伝いをするのも税理士

利益がたくさん出そうな時に、

  • 保険に入ってみたり
  • 新しい車を買ってみたり
  • 新しい機械を買ってみたり

税金取られるくらいなら、自分たちのために使っちゃおう!」って考えです。
これを節税(せつぜい)って言います。

それと違って、悪いコトをして税金を減らすコトを脱税(だつぜい)って言います。
捕まりますので、気を付けてください。

 

宿題

最近、消費税が8%に上がるコトが決まりました。
しかし、会社税金は下がっています。これに、日本共産党は猛反対していました。
皆さんはどう思いますか?考えてみましょう。

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