1分でわかる!会計の話Vol.19「掛(かけ)取引とは」

掛(かけ)取引後払いのコトです。
ビジネスの世界では、モノを買った時にすぐにお金を払うなんて、まずありません。

面倒だから。

例えば、八百屋さんと農家。

毎日、毎日、八百屋さんは農家から野菜を買います。
その度に、お金を払っていると、面倒で仕方ありません。

だから、

1月分はまとめて2月15日までに払います。

みたいな約束をするのです。
携帯電話の料金みたいなモノです。

電話する度にお金を払うのは面倒(というより不可能)なので、月1回、まとめて払います。

 

 

掛取引を知っていると、ビジネスにどう役立つか?

モノを売り買いした時に、お金が動くわけではない。
だから、1月1日に宝石10万円を掛(かけ)で買って、2月28日払いにすると。。。

2月28日までに宝石を10万円以上で売って、その場で現金払いしてもらえば。。。
手持のお金がゼロ円でも稼げるのです。

 

  • 買い物する時は、お金を払うのを出来るだけ遅く、
  • 売った時は、お金をもらうのを出来るだけ早く、

非常に大事なコトです。

 

僕自身、今は全然お金がありませんが、
就職する直前になれば、クレジットカード払いで生き残るコトができます。

クレジットとは「信用」という意味です。

「こいつは後から払ってくれるだろう」という信用があるから、クレジットカードでの後払いが出来るのです。

 

ビジネスの掛取引も同じです。

  • あの会社は、後から払ってくれるだろう
  • 払ってくれる前に潰れるなんてコトはないだろう

信用するから、掛取引が出来るのです。

 

でも、会社って潰れますよね。

掛取引でモノを売ったけれど、お金がもらえなくなるコト貸倒れ(かしだおれ)と言います。

 

 

明日は「貸倒れとは
お楽しみに!

関連記事