- 株主の話
- 親会社と子会社の話
をしました。今日は、株式について。
普段目にするケド、特に気にしない株式会社という言葉。
ただの会社ではなく、株式会社です。
会社の所有者となれる権利が、株式になっている会社
です。
世の中の大きな会社の99%以上が株式会社なので、それ以外の会社は知らなくても大丈夫です。
会社の所有者が1人の場合、株式会社にする必要はありません。
でも、1万人になったらどうでしょう。
- 誰かが亡くなった
- 誰かが会社の所有者をやめた
- 代わりに誰か入ってきた
会社の所有者をいつもチェックしていくのは、大変過ぎます。
そこで、
株式を持っている人を会社の所有者にしよう!
と決めたのが、株式会社です。
だから、株式を買えば、誰でも会社の所有者になるコトができます。
会社の所有者は、会社のコトを決める多数決に参加できます。
この多数決を
株主総会(かぶぬしそうかい)
と言います。
株式の数は、会社が決めます。
ある会社が株式を100コ作った場合、株主総会は100票の多数決で行われます。
1人1票ではなく、株式1コ1票です。
たくさん株式を買った人に、権力が与えられるわけです。
会社の株式の50%以上を持っていたら、その会社については1人で決めるコトができます。
株式を50%以上持っているのが、1つの会社の場合、親会社と子会社の関係になります。
株価(かぶか)というのは、誰でも聞いたコトがあると思います。
株価とは、
1コの株式の価値
です。言い換えると、
株主総会で1票を持つのに、必要なお金
です。
- 会社の調子が良いと、株価も上がります。
バブルの時は、すごく高くなりました。 - 会社の調子が悪いと、株価は下がります。
- 会社が倒産すると、株価はゼロ円になります。
だから、株主は会社の調子が良くなるように、株主総会の多数決で投票します。
自分のお金がかかっているので、真剣です。
このように、株式を買うというのは、その会社を左右できるスゴイことです。
でも、そんなコトは関係なく
ただお金を増やしたいため株を買う人
もいます。株式投資をしている人たちです。
次回は「株式投資とは」
お楽しみに!