偉くなったからこそ、雑用を進んでやろう

会社でちょっと偉くなった

会社でちょっと偉くなった。

監査法人特有の呼び方で

  • 「スタッフ」から
  • 「シニアスタッフ」に

シニアスタッフ」を日本語にすると「上級職員」というところか。

一般事業会社でいうなら「主任」「係長」みたいな感じ。

 

偉い人は雑用をしない?

偉くなると、給料が上がる。部下も付く。

  • 給料の高い人間のやることじゃない
  • 部下の勉強のため

と言って、雑用を部下に任せる人が多い。

その考えも間違いでは無いが、
雑用はだいたい面倒非効率。そもそもムダな作業かもしれない。

しかし、

  • 偉くなるまでのガマン。
  • 「ムダだと思う」なんて言うと、怒られそう。

皆がそう思うので、雑用は改善されない。

 

強いチームで、先輩が雑用をしている

帝京大学ラグビー部

  • 大学選手権を8連覇中
  • 社会人とも互角に戦う

スポーツ界、注目のチーム。

科学的な体調管理を行っていることでも有名ですが、上級生が雑用をすることでも有名です。

・・・毎日の掃除。合宿所周辺やグラウンド、クラブハウスなどの環境を整える。担当は4年生ら上級生が中心。年に数度行うバーベキュー大会でも設営や肉の焼き係、後片づけなどは4年生の仕事で1年生は腹いっぱい食べるだけ。1年生には雑用をさせない、これが帝京大の文化となっている。

 なぜなら、1年生には余裕がないからだ。自分のことでいっぱいいっぱいだと、自分をニュートラルにすることができなくなる。チーム全体でもゴールデンウイークはまるまるオフ。自分を磨く余裕を与えることで、チームのため、人のためにどんな行動ができるかを考えることもできる。
帝京大ラグビーV7の秘密に迫るより

 

人間として、カッコいいか?

「明日から、上の人間も雑用をしよう!」と言っても、絶対に上手くいきません。

  • 上に動かれると、気を遣う。逆に疲れる。
  • いきなり下の機嫌を取ろうとして、気持ち悪い。

こうなることは、目に見えています。

帝京大学ラグビー部の場合は、

  • 上級生はラグビーがうまい
  • 雑用でも、キチンとやっている。
    人間として、カッコいい!

となっているのでしょう。

 

後輩に力を発揮してもらう

そんなこんなで、僕も雑用を進んでやろうと思います。

「カッコいいと思われたい」とかじゃなく、

後輩に頑張ってもらわないと、自分が死ぬから

 

僕の働く監査法人は

  • 上に上がるか、辞めるか
  • 仕事人間しか生き残れない

外資系っぽい雰囲気があります。
上になるほど、忙しい。

仕事人間になるつもりの無い僕は、下に頑張ってもらうことでしか、生きていけません。

  • 上が進んで雑用をしている
  • 自分のやりたいことが出来る
    ⇒仕事は難しいけど、やりがいがある。楽しい

そう後輩に思ってもらえるようなチームを目指します。

 

以上。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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