負けることを選択できた、サッカー日本代表のスゴさ

サッカー日本代表、見事グループステージを突破

グループでFIFAランキング最弱ながら、1勝1敗1分
1勝したのが、グループ1位通過したコロンビアだけに、最初のコロンビア選手退場はラッキーでしたが。。。
全ての試合で、互角に戦っていました。

批判もある、ポーランド戦、最後の10分間。

試合時間は残り10分間。
0対1で負けていましたが、試合がこのまま終われば2位で通過出来る。
  • 同時刻に試合をしている同率1位のセルビアが0対1で負けていたため、両方の試合がこのまま終わればイエローカードの差で2位になれる。
  • セルビアが1対1に追い付いたら、日本は予選敗退
  • 日本は1対1に追いついても、2位で通過0対2になってしまうと、予選敗退
日本にとっては非常に難しい場面でした。
西野監督は、守備的ボランチ長谷部キャプテンを投入。
守備に徹し、セルビアがこのまま負けることに賭けました。
ポーランドも、1対0で勝っていたため攻めてこない。
イライラした観客の大ブーイングの中、パスを回すだけ異様な10分間でした。

負けることを選択できた、日本代表のスゴさ

(ここからは僕の推測です。)
長谷部キャプテンを投入した瞬間に、守備に徹することが出来た日本代表。
  • 相当な事前準備
  • チーム内の意思統一

が出来ていたと思います。

別会場では、
  • 日本が引き分けたセルビア(日本と同率1位)
  • 日本が勝ったコロンビア(グループ3位)

が戦い、コロンビアが1-0で勝っていました。

日本代表チームは
こういう状況になれば、コロンビアが逃げ切る可能性が高い。
と考えていたのでしょう。
ここまでの結果だけ見ると、セルビアが追い付きそうな気もしますが。。。
しっかり調べて、チームとしての意思を統一していたことがスゴい。
また、チーム全体がこの戦略を理解し、長谷部キャプテンを投入した瞬間から実行できた。チームワークがスゴい。

コミュニケーションの重要性を見せつけられた

前監督のハリルさんは、コミュニケーション不足を理由の1つに、西野監督に交代させられました。
この結果を見れば、西野監督に交代して、大正解。
そういえば、8年前にグループステージ突破した時も、監督は日本人の岡田監督
どちらも、ワールドカップ前は「ダメだ、ダメだ」と言われていましたが。。。
一緒に過ごす時間が少ない代表チームだけに、コミュニケーションがいつも以上に重要なのでしょう。
国籍で差別するのは良くないですが、
  • 海外から連れてきた外国人監督
  • 日本の選手を熟知した日本人監督
どちらが良いかは、明らかです。
※ポーランドの戦の前、記者会見に出る西野監督・川島選手
前の試合でミスをしていた川島選手を、敢えて記者会見に連れてくる。
さらに、ポーランド戦では長谷部選手の代わりキャプテンマークを付けさせる。
選手の気持に寄り添った、素晴らしい采配だと思います。
以上。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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