約4年前。
幸せそうな人インタビューに出て頂いた小野 貴(Ono Takashi)さん。
世界一 周の旅に出る。
当時は企業で働いていたため「世界一周の夢は書かないで欲 しい」と言われており、インタビューには出てこないが、
当時から
30歳までに世界一周に出発する
と宣言していた。
28歳の今、世界一周へ。
それに向けたFacebookの投稿が感動したので、引用させて 頂く。
<ここから引用>
- 【旅】
約8年前、僕はある方に出会いました。
(中略)
その方は大学生だったのですが、「世界一周をした」ということで した。岡山の片田舎出身の僕は、世界一周などというものはお金持ちにし かできないものだと思っていたので、衝撃を受けました。
(中略)
大学4年生の冬に、東南アジアへ初めての海外一人旅へ行くことに なったのですが、なんともまあ楽しく、今振り返っても人生で一番 楽しい時間を過ごしました。
約1か月半の旅でしたが、そこで僕は完全に旅にのめり込んでしま いました。世界一周という夢が頭から離れなくなりました。
それからの約5年間、誇張なく、ただの一日たりとも旅のことを考 えなかった日はありませんでした。
そして今、僕はついに世界一周へ旅立つことにしました。
- 【今の気持ち】
正直なことを言うと、世界一周がロクでもないものだということは 理解しています。とても「カッコいい」という純粋な目で見られなくなっているとい うのも事実です。
社会に出てからというもの、お金を稼ぐ意味、社会へ価値を生み出 すことの人生における重要性を考えるようになり、独りよがりの「 旅」というものに、仕事を犠牲にしてまでものめり込むのはいかが なものかと思います。
かと言って、もうこの気持ちだけは我慢できるという次元ではなく なっており、もはや行かなければ自分の人生失敗だと言えるほど大 きな存在になっています。
かなり高い確率で人に迷惑をかけることも理解しています。すでに 友人、家族に迷惑やご心配をおかけしています。
それでもなんとか許してください。これがきっと最後のチャンスな んです。
ごめんなさい、夢の世界へ行ってきます。
<引用ここまで>
彼は、
- 熱意と行動力がある。
- それでいて気が効いて、ユーモアがある。
- 年上から愛され、年下から慕われる。
どこで働いても上手くやるだろう。
前職でもかなり期待されてい たようだ。
前職でもかなり期待されてい
そんな人が、世界をフラフラするという。2年間も。
本人の言う通り、
ロクでもないことだ。
将来を期待される野球選手が、「昔から歌手になりたかった」と( 歌が上手くも無いのに)転身したようなものだ。
ロクでもないと思いながら、旅へ出る。
スゴい決断だ。
いくら旅が楽しくても、誰の役にも立っていない日々を2年も過 ごすと、僕なら壊れる。
心身ともに壊れず、健康 でいて欲しい。
そして、2年後。
次の夢に踏み出す小野君
を期待している。
以上。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m
小野君の旅ブログ「もっと向こうへ/PLUS ULTRA」
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