僕は”反スタバ”である。1度入ったら、最低1時間半はいる。コーヒーだけ買って出ていくなんてあり得ない。そもそも、スタバのどんなに高い飲み物でも、原価は50円ぐらいだろう。なのに牛丼より高い。意味が分からない。
と批判する人間もいる中で、スタバは流行っている。都会にしかないかと思ったら、郊外にドライブスルーを備えた店舗も増やしている。マクドの100円コーヒーではなく、スタバのコーヒーを買う。
おそらく、スタバのコーヒーは”スタバのコーヒー”なのであって、ただのコーヒーではないのだろう。
僕にはコーヒーの味は分からない。世の中の多くの人も同じだと思う。でも「スタバのコーヒーは美味しい」と多くの人が言う。それはもはや、このマークに”美味しい”というキーワードが埋め込まれているのだろう。
そのイメージを創りだしたスタバの勝ち。そのイメージを創れなかったマクド・牛丼チェーンの負け。今のところ、そういう構図になっている。
同じものをより高く販売できる。それがブランドの価値。スタバと同じような店を作っても、スタバのようには流行らない。スタバのような従業員は集まらない。
おれ、このマークに誇りもってます。そう胸を張って言えるような仕事ができたら幸せですね。