私は高級ブランドに全く興味がありません。
しかし、先週のカンブリア宮殿を見ていて、「ブランド品に興味はないけど、働くなら高級ブランドがいいな」と思いました。そのカンブリア宮殿に登場していたのはこの方。
エチオピアでエチオピア羊のバッグを作る”アンドゥアメット” 代表 鮫島 弘子さん。
化粧品メーカーのデザイナーから、青年海外協力隊でエチオピアへ。
エチオピアの羊は高級ブランドの革製品に利用されるが、エチオピアには加工の技術が無く、利益は欧米や中国に持っていかれる。そんな現状を変えるために、エチオピア羊でエチオピア製のバッグを作ることを決意。
現地の人にバッグ作りを教える一方で、高級ブランドのマーケティング部でも5年間働き、ブランドのノウハウを身に付け”アンドゥアメット”を興した。
彼女は”アンドゥアメット”を世界一のブランドにすることで、エチオピアに貢献しようとしている。
そんな彼女も私の様に、元々ブランドには興味が無かったらしい。しかし、ブランドがあれば本当に良い仕事に対して、正当な報酬を得ることが出来る。
戦後、海外から「安かろう、悪かろう」と言われた日本製品をソニーやトヨタが変えたように、ブランドはそこで働く人に正当な報酬をもたらす。そこで働く人を豊かにする。
”アンドゥアメット”のバッグは10万円ほどしますが、将来の嫁さんにプレゼントしたいですね。こう思わせるのがブランドの価値のようです^^