「間違った努力はカンタンに裏切る」とダルビッシュさんは言ったそうです。
僕自身、野球も勉強も同じくらい努力したつもりですが、勉強の方が結果が出ました。勉強の方が向いていると言えばそれまでですが。。。
野球は「間違った努力」をしていたなーと今になってつくづく思います。
事実、ピークは小学校4年生。小学校5年で肘を壊し、それから野球は上手くなっていません。練習はしてるし、身体も大きくなるので、パワーとスピードは上がりましたけど。
投げる・打つという技術については、本当に小学校4年生がピークでした。
この話、先月に書いた「要領」の話にもつながります。(⇒「要領を良くする方法」)
「間違った努力」を続けて変な癖がついてしまうとなかなか抜けません。人から教えてもらったことも変な癖が強すぎて身に付きません。
これはスポーツだけじゃなく頭の使い方にも言える。最近の気付きです。
例えば「ドラゴン桜」というマンガでは、偏差値30もない高校生が東大に合格します。マンガの話ではありますが、これはありそうな気がします。
逆に、偏差値50ちょいの高校生が東大に受かるとは考えづらい。
なぜなら、「東大に合格するための勉強法」は勉強してこなかった高校生にはデキても、勉強をある程度してきた高校生にはデキないからです。「新しい勉強法」を取り入れるには「自分の勉強法」みたいなものを持っていない方が有利です。
僕の経験上も
- 急に野球が上手くなったり
- 急に勉強がデキるようになったり
そんな夢のようなことはありません。そんな人、見たコトありません。
でも、突然勉強を始めたらすごくデキた人はいます。新しく始めたコトで才能が開花する人はいます。
今日の結論、人は変わるのは難しい。残念ながらその通りでしょう。正しい努力をしている人と間違った努力をしている人、差は開いていくばかりです。
間違った努力から抜け出す方法はただ1つ。「今やっているコトをやめる」。それがデキたら苦労しないんですけどね(^^.)
スポーツで言えば、
- 右打ちの人が左打ちに挑戦してみる
- ポジションを変えてみる
勉強で言えば、
- 暗記の方法を変えてみる
- 夜型から朝型に変えてみる
人生で言えば、
- 髪型を変えてみる
- ファッションを変えてみる
- 1人暮らしをしてみる
- 休みの日の過ごし方を変えてみる
そんな感じですかね。