幸せなんて人それぞれやしな。僕の口癖です。
有名人になっても、幸せになれるとは限らない。金持ちになっても、会社で出世しても、勉強しても、結婚しても、・・・・・
昔から僕は、自分のコトは自分で決める。人のコトには口出ししないというスタイルです。親がそういう教育方針でした。そのスタイルが「幸せは人それぞれ」という口癖になっています。
社会人になって、幸せそうな人ってなかなかおらんなーと常々思っています。社内でも社外でも。
最近気付いたのが、この「幸せ」に対する考えが“自分オリジナルの考え”ではなくて、自分の世代の考えであるということ。
少し前まで
- 地元でのんびり働く
- 転勤させられるなら会社をやめる
これは僕個人の考えだと思っていました。
しかし、最近になってこの考えが“時代の象徴”であることに気が付きました。(こんな大袈裟なコトを言ってるのは僕くらいかもしれませんが。笑)
20年先の日本は、2世帯住宅がメッチャ増えてます。理由は若い人の多くが良いと思っているから。それが幸せだと思っているから。
いくらグローバル競争だと言っても、バブル崩壊後に生まれ、ずっと不景気だった僕らの世代に不景気だという感覚はありません。「日本を取り戻す」と安倍さんがおっしゃっても、何を取り戻すか分からない世代です。
「日本がナンバー1になるって必要ある?最悪バイトすれば生きていけるやん。」と思っている世代です。(もちろん同世代でもいろんな考えの人がいます。)
僕の親の世代は、日本企業躍進の時代に育っています。大企業に入れば間違いなかった。だから、自分の子供に大企業を勧めるのは当然でしょう。
でも、そんな親を見ていた僕らの世代。転勤や単身赴任が当然。それが嬉しかった子供なんていない。
結果として、確実に地元志向が強まる。女性の社会進出は進むから親と一緒に住む方が便利。だから、3世代住宅を建てる。
ちなみに、通信技術の発達によって、土地の安い郊外に建てても十分仕事ができます。
幸せは世代によって違う。親と子の世代で違うんだから、18歳から65歳までが集まる”会社”っていう組織ではもっと違いがある。
- 2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)/PHP研究所
- この本の予想「会社という組織が衰退する」。これに僕は賛成しています。18歳から65歳はムリでしょ。
・・・・・
途中から未来予想になりましたが、上の人の考えは時代の象徴だって思ってると会社が楽しくなると思います^^
では!