毎日読んでいるコラム。
今日はこんな記事でした。
エエ話です。
ただ、
「感性」って何やねん?
と思った人も多いのではないでしょうか。
僕はこの「感性」という言葉、
半年くらいメッチャ聞いてきました。
大事だと聞かされてきました。
しかし、
分かりにくい・フワッとした言葉が嫌いなので、
1度も使ったコトがありません。
その代わり、自分なりの解釈があります。
それを書いてみます。
▽感性は「気付きの力」
感性を分かりやすく、はっきりした言葉にすると
「気付きの力」です。
気付きやすい=感じやすい
「感性が高い=気付きの力が高い」ということです。
▽感性は高い方がいい
「感性?そんなモノ興味ない」と思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし、感性=気付きの力は高い方がいいです。
具体例は、髪型に対する気付き。
女性は髪型の変化にすぐ気付きます。
男はあまり気付かず、文句を言われます。
感性は高い方がいいのです。
▽感性の高さ
髪型の話からすると
男性より女性の方が感性が高いのか?
そんなことはありません。
気付くのは「自分がこだわっているから」です。
時々、男性でも、髪型の変化に敏感な人がいます。
その男性は、決まって髪型にこだわっています。オシャレです。
自分の髪型を毎日チェックしているから、人の髪型にも自然に目がいきます。
(※女性の髪型の変化にのみ気付く男は、ただの女好きです※)
僕みたいなヤツは、全然気付きません。
ボウズだから、鏡を見てもいつも同じ、寝癖すらありません。
だから、人の髪型にも興味がありません。
そんな僕も、感性が高い部分があります。
人の「歩き方」です。
野球部時代、足のケガに苦しんだ経験から、歩き方を気にしました。
今でも変わりません。
靴底のすり減り方とか、メッチャ見ています。
すぐに気付きます。
まぁ要するに、「気にする部分の感性が高い」のです。
▽感性がズバ抜けて高い人
イチローさんが
「試合前、いつも同じカレーを食べていた」
というのは有名な話です。
その理由について、
「毎日が大事な試合。最高のコンディションで臨みたい。
だから食べ物も一緒にする。
カレーじゃなきゃダメなわけではないですよ。」
と仰っていました。
これ「最高のコンディション」についての、感性が高いんやと思います。
「最高」のレベルが他人とは違うのです。
だから世界一のプレーができるのです。
日本電産の永守社長。
「1月1日の午前中以外は、全部仕事をする」というのも
ビジネス界では有名な話です。
「会社を起こすなら、人の倍働くか。倍働かないと、成功できんよ。
人並みに働いて成功なんて絶対にない。」
というお母様の言葉が、元になっているらしいです。
これ「成功」についての感性が高いんやと思います。
成功するために必要な努力。
その努力の基準が他の人と違います。
だから、会社が成功するんです。
▽感性を高める
ありとあらゆる部分の感性を高めようとしても、無理でしょう。
「自分はどうなりたいか?何がしたいか?」
それを明確にするコトで、感性が高まります。
「それだけ?」って思うかもしれませんが、
心理学で「カクテルパーティー効果」というのがあります。
騒がしいカクテルパーティーの中でも、
耳が勝手に周りの雑音を消す。
だから、話に集中できる。
しかし、自分のウワサ話をされていたりすると、自然と聞こえる。
ご飯を食べる所を捜していると、
それ以外の看板なんて興味無い。
そんな感じです。
人間は自分に関係あるコトに気付くように出来ています。
だから「自分に関係あるコト」を
自分で決めてしまえばいいのです。
そうすれば、
人を見る目が変わります。
会いたい人が変わります。
気になるニュースが変わります。
読みたい本が変わります。
知らない間に、その部分で感性が高い人になります。
以上。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。