いつも誰かのせいじゃなくて誰かのお陰
そう思えたら
折れかけてた翼でどこまでも高く飛べたよ
だからお前のせいじゃなくてお前のお陰
そう言えたら
君も羽ばたける 銀色の空へ
「いつも誰かのせいにしてばっかりだった俺」by湘南乃風
僕が口ずさむ歌のベスト10に入る曲。歌っていたら何気ない歌詞だが、誰かのせいじゃなくて誰かのお陰だと思えたら人生変わる。真剣に読むと宗教や自己啓発本のよう。いい歌詞だと思う人もいればキレイごとだと思う人もいる。どっちにしろ誰かのお陰だと思うのは難しい。
特に誰かのせいだと思っていた人が、誰かのお陰だと思うようになって人生が変わる。これはすごく難しい。「あなたのお陰です。感謝してます。」とはなかなか言えるものじゃない。
インドに行けば人生変わると言う。実際に行った人間として
- トイレがキレイなことの有難さ
- ハエがいないことの有難さ
- どの店でも安心して水が飲める有難さ
- 犬を見ても狂犬病を恐れなくてよい有難さ
そういうのは感じた。
また、インドに行かなくても1人暮らしをしたら人生変わると言う。
- 洗濯・掃除・アイロン・料理
- 家事をやってもらえることの有難さ
感じられるだろう。
でも、人生が変わるすなわち行動が変わる。さらに言えば自ら行動を変えるのはやっぱりすごく難しい。
1人暮らしをした子供が皆「両親のお陰です。感謝してます。」と言えるなら、もっと幸せな世の中になっているだろう。
人間は同じ行動を続けるのが楽だ。行動を変えることはエネルギーがいる。
もう1つ言えるのは、人間は周りと同じ行動をするのが楽だ。周りと違うことをするのはエネルギーがいる。
難しい難しいと言い続けてきたが、皆が感謝を表に出さないから、感謝を表に出すのが難しい。
感謝の心を持った集団の中にいれば、誰かのお陰だと言うのは簡単だろう。
例え小さくても1つの集団が変わればそれは連鎖していくはずだ。何の見返りも求めない1つの集団があれば世界がひっくり返るかもしれない。
そんな集団が作れたらいいですね。