昨日の簿記を勉強する意味(学生編)に続いて、今日は社会人編です。
より仕事に焦点を当てて書きます。
①経理職のスキルアップ
「簿記検定を取る意味は?」で書いたように、
簿記は経理の仕事をするための知識
経理職の人が簿記を勉強するコトは
- 営業の人が営業トークの練習をする
- マーケティングの人が過去の事例を勉強する
- 法務の人が法律の勉強をする
それくらい当たり前で、必要なコトです。
敢えて書くまでもありません。
②経理の気持が理解できる
経理は、他の仕事と違い、何をしているのか解り辛い仕事です。
ある時期に経理が忙しくしていても、理由を知らない人が多いでしょう。
簿記の勉強をすると、経理の仕事が解ります。
この書類を早く出さないと、経理の人が困るんだなー
というコトが分かるでしょう。
経理の人から、喜ばれる人になれます。
③数字の意味が分かる
- 自分の月給は、なぜ20万円なのか?
- この商品は、なぜ2万円で売っているのか?
簿記の勉強をすると、理解できるようになります。
会社の成績は上がったり、下がったりするのに、従業員の給料はいつも一緒
おかしな話です。
会社の調子が良い時は、「給料を上げろ」と文句を言うのもアリでしょう。
しかし、簿記が分からなければ、
自分の給料がどのくらいもらえるのか?
解りません。
商品の値段は、
- 研究にかかったお金
- 材料を買ったお金
- 道具を買ったお金
- 工場の土地代・電気代
- 従業員の給料、、、
全てを含めて決めます。
「値下げしてでも売ればいいじゃないか」と思う営業マンも、簿記を勉強したら
この値段で売らなアカン理由が分かるでしょう。
④会社の調子が分かる
自分の会社のコトは、何となく解るでしょう。
しかし、他の会社のコトはなかなか解りません。
取引をしている会社が
- もうすぐ潰れそうなのか
- 調子は悪いが、まだ大丈夫なのか
大事なコトです。
ほとんどの場合、もうすぐ潰れそうでも「まだ大丈夫」と言うものです。
これにダマされないようにするために、簿記の知識は役立ちます。
数字を見るコトができれば
本当にヤバいかどうか
判断できます。
「他の取引先を探しておいた方がいい」という決断をして、自分の会社を救うかもしれません。
以上です。最後まで読んで頂いて、ありがとうございましたm(__)m
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多くの社会人はこのあたりをなんとなくにしてしまってますね^^;
でも自分の人生にも関わることだからこそ、簿記をとるかどうかはともかく知識として知っておくことは必要ですね。
わかりやすくまとめて下さった情報をありがとうございます。
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>経営者へ成長中のサムさん
知っている人しか、必要だと気付かないコトですので。
難しいですね。
難しいコトを考えずに生きていけるのも幸せでしょうが、自立した人生を送るためには必要だと思います!
コメント有難うございます(^^