僕も、友人の結婚式に招待される年齢になりました。
ひねくれ者の僕は思います。
結婚って、めでたいんか?
納得いくまで調べてみました。結論は
入学みたいなモノ
この結論に至った経緯を書いてみます。
- 結婚は、嫁入りでも、婿入りでもない
戦前の日本には、「家制度」が存在しました。
結婚と同時に、嫁は夫の親の養子になります。これを「入籍(嫁入り)」と言います。
(夫が嫁の親の養子になることが「入籍(婿入り)」です。)
家制度が無くなった今、結婚は「入籍」ではありません。
結婚は「新たな籍を作ること」です。この時に、名字は夫でも妻でも構いません(夫婦別姓はダメ・新しく名字を作るのもダメ)。
「〇〇家 △△家 結婚披露宴」という言い方は、家制度の名残りです。
ちなみに、サザエさんのマスオさんは婿養子ではありません。「磯野家」に住んでいますが、名字も「フグ田」です。
- 昔の結婚は、お引越し
明治以前の結婚は、嫁が、嫁入り道具と一緒にお引越しをするものでした。
この時に、夫の家で豪華なご飯を食べた。それが発達して、今の結婚式になりました。
神様に誓うようになったのも、明治以降だそうです。(出典は教えてgoo)
できちゃった婚なんてあり得ない時代。
結婚したら子供が産まれる。めでたい。シンプルです。
子供は、夫の家で育てる。3世代同居も当たり前。
今の結婚とは、かなり違います。
- 結婚ビジネスの発達
家制度の廃止
核家族の増加
できちゃった婚の増加
離婚の増加
シングルマザー・シングルファーザーの増加。。。
結婚する意味は、薄くなりました。
「子供のためには結婚すべき」という意見もありますが、男性が認知さえすれば、形式的には何の不利もないようです。
それでも、日本人は豪華な結婚式をあげる。披露宴もする。
冷めた見方をすると、バレンタインやクリスマスと同じです。結婚式ビジネスとして発達してきました。
結婚式と同じようなビジネスに、お葬式があります。
お葬式も、別にお坊さんを呼ぶ必要はありません。
お経を読めない私達の代わりに、お坊さんが読んでくれる。ビジネスです。
家族や友人が集まるから、豪華なご飯を食べる。これもビジネスです。
。。。
入学式、卒業式や成人式と同じです。式自体に意味はありません。
成長(?)したことがめでたいから、お祝いの式をするのです。
キレイな服を着た方が良いでしょう。美味しい料理を出した方が良いでしょう。
参加者は、お祝い金(ご祝儀)を持っていった方が良いでしょう。
- 結婚式ビジネスは、平日できないのが辛い
結婚式は、だいたい休日です。平日の稼働率が悪いから、休日で稼ぐ。
だから、値段が異常に高くなります。(ちゃんとしたビジネスですから、ぼったくりではありません。)
平日はオフィス、休日は結婚式場が1番効率いいけど、誰もそんなとこ結婚式したくないしね。
以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m