1人の自殺だけじゃなく、日本で年間24,000人も自殺していることを嘆こう

電通社員の自殺問題

電通社員の過労・自殺が話題になっています。

この問題に対して

  • 過労がさせる電通が悪い
  • 上司が酷すぎる

という声もあれば、

  • 昔はもっと働いていた
  • 最近の若者は我慢が足りない

という声もあります。

皆、正しいことを言っていますが、

  • 東大卒
  • 24歳女性
  • 電通(超有名企業)

という話題性に食いついているだけで、時間が経てば忘れてしまうでしょう。

自殺大国 日本

平成27年、日本で24,025人が自殺しています(警視庁統計より)
平成26年、死因の1.9%が自殺だったそうです(厚生労働省統計より)

電通問題のように、若い人の自殺があるとニュースになりますが、

  • 自殺が多いのは40~80歳。
  • 自殺の7割が男性
  • 自殺の6割が無職者
    (警視庁統計より)

高齢者の健康苦による自殺は世界的にあるそうですが、働き盛りのおじさんの自殺は日本の特徴だそうです。

自殺の原因は精神疾患

健康問題、経済問題、家庭問題、労働問題。。。
自殺の原因は様々でしょうし、複数の問題を抱えていることが多いでしょう。

ただ、原因はどうであれ、自殺するのは「精神疾患を持っている人」がほとんどだそう(Wikipedia「日本の自殺」より)

日本には精神疾患を持っている人(=自殺予備軍)がたくさんいるのでしょう。

  • 病気でも、貧乏でも、孤独でも、精神が普通であれば、生きていける。
  • 身体が健康でも、金持でも、家族がいても、精神がおかしければ自殺してしまうかも。

その人の精神を誰が守るのか

僕だって、いつ精神疾患を持ち、自殺予備軍になるか解りません。
そもそも、誰だって軽度の精神疾患くらいは、あるのかもしれません。

  • 健康問題
  • 経済問題
  • 労働問題
  • 家庭問題

いつ、どこで、問題が起こるか解りません。
ただ、常に他人とコミュニケーションを取っている人であれば

  • 身体がおかしい
  • 仕事が辛そう

ということに気付いてもらえます。
他人とコミュニケーションを取れていない人が危ない。

  • 単身赴任
  • 実家を遠く離れた1人暮らし
  • 仕事は1人でやっている

のように物理的に危ない人もいれば、

  • 仕事が忙し過ぎて、家族と顔を合わせない
  • 家族の仲が悪い
  • 職場の人間関係が悪い

という隠れた危ない人もいます。

その人の精神を誰か守るのか?

1人1人が、周囲を見渡して、真剣に考えた方が良いでしょう。

お節介になる勇気

  • 悩んでいるの?
  • 大変そうだけど、大丈夫?
  • 顔色悪いけど、無理してない?

と言われても、強がってしまう人が多いと思います。
強がられると、「あっ、お節介だったか」と思って、引いてしまいます。

しかし、「心配してもらったこと」は相手に残ります。
そんな小さいことが、相手の精神を救うかもしれません。

家族に限らず、友人でも、職場でも、

「この人に何かあったら困る」の範囲を、ちょっと広げて、お節介になる。

それを皆がやれば、自殺する人は減るでしょう。
もう少し、生きやすい世の中になると思います。

下心を持ってお節介する人が多過ぎる

ただ、見ず知らずの人に心配されたら

  • ネットワークビジネスじゃないか?
  • 新興宗教じゃないか?

不信感を持ちます。

映画ペイフォワードの様に「次に繋げ」と言われても、不信感は拭えません。

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その人が本当に良い人で、

「私が嬉しくなるから、お節介をするんです。」

と言われても、怪しくて信じられません。

下心を持ってお節介する人が多過ぎるのが原因でしょう。
生き辛い世の中です。

この人は、心から私のことを思ってくれる

そう思ってもらえる人になりたいですね。

以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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