保育を考えた結果、働き方を変えようと思った

保育について、友達(彼女含む)と議論した

ここ1か月間、LINEグループで議論しました。

20代後半から30代、多くの人が「親」になります。
そして、多くの夫婦が「共働き」を選ぶと思います。

今の時代、親に預けるなど、家族の中だけで解決できる人は少ないでしょう。

しかし、保育所が足りない「待機児童」の問題が言われています。
認可外の保育所も、たくさんあるそうです。
保育士は、給料が低い割に激務だから、人が集まらないそうです。

そんな保育の状況を聞いていると、「自分の子供を預けたい保育所なんて無さそうやし、良い保育所はメッチャ高そうやし、どうしたらいいんやろ?」と思います。

という感じで始めました。

 

素人の僕らが考えた、子育ての理想

保育サービスは、出来れば使わずに

子供に注がれる愛情を考えると、2歳までの子供を「進んで保育園に預けたい」とは思いません。
※3歳以降は、教育のために、幼稚園や保育園に行った方が良い。
「保育士さんに愛情が無い」とは思わないが、家族の愛情が1番だと思う。

子育て中も働きたい

議論したメンバーに、専業主婦(夫)を進んでやりたい人はいませんでした。
経済的なコト、夫婦のその後の人生を考えても、共働きが良いと思います。
(プロ野球選手・政治家など、特殊なケースは除いて)

信頼できる人同士で、育児を助け合う

家族や友人など、信頼できる人が育児を助けてくれるのが理想です。
信頼して、助け合える関係が多いほど良いでしょう。

保育園義務教育化

保育を考えるに当たり、いろんな情報を集めました。

保育園義務教育化

最も勉強になったのは、この本です。

  • 質の高い(教育を意識した)保育園を創る
  • 建物には拘らず、家でも可能にする
  • 0歳から保育園を義務化する
    教育・親のネットワーク創りが目的
  • 預ける時間は、各家庭で決められるようにする
    週に1時間でも良い

主張を簡単にまとめると、こんな感じです。
とても納得しました。

三歳児神話

三歳児神話」という「3歳までは母親が子どもを育てるべきという価値観は、1961年に始まった三歳児検診がその起源と言われている。この時の厚生省児童局長が「事情の許す限り、母親は職場から家庭へ本拠を戻してください」という考え方の持ち主だった。日本経済の発展、そして「立派な人間」を育成するために、乳幼児期の家庭教育が重要だと訴えたのだ。
(保育園義務教育化より)

僕らも知らないうちに、科学的根拠の無い「三歳児神話」を信じていました。
小学校に行く前でも、子育てのプロの力を借りるのは、とても良いと思います。
良いコトだとする研究結果があるようです。

NPO法人 保育:子育てアドバイザー協会もあるよう。
どの程度機能しているか分かりませんが、方向性にはとても納得しました。近所にいると嬉しいと思います。

保育の抱えるジレンマ

0歳児の場合、1人当たり3・3㎡の面積を確保し、しかも子ども3人に対して1人の保育士を配置しなくてはならない。調理室も必要だ。それなのに園舎は2階建て以下が原則で(確かに高層保育園とか見たことない)、とにかく場所を食うのだ。
「都市部では土地の値段が高い。しかも空いている土地なんてほとんどない。自治体が無理やり保育園を作ろうとしたら、公園や小学校をつぶすしかない」(保育園義務教育化より)

このように、保育園はビジネスとして成り立たないようです。
※お客さんからの利用料だけでは、運営できません。

結果、保育園を増やすには、税金を使うしかありません。税金を使う以上、一定の基準が必要です。
基準をクリアするために、さらにビジネスとして成り立たなくなる。。。

これが保育の抱えるジレンマです。

「保育園義務教育化」に従い、保育はALL税金でやるべきだと思います。
財源は、子供のいないお金持ちから。。。

個人としては、働き方を変えるしか無い

調べた結果、「保育を変えるには、政治を変えるしか無い」という結論が出ました。
政治を変えるのは難しいですが、こうやって情報発信することで、問題意識を持つ人が増えて欲しいです。

しかし、僕ら世代の多くが親になるのは、もうすぐです。

「自分の子供を預けたい保育所なんて無さそうやし、良い保育所はメッチャ高そうやし・・・」という思いは持ったまま。
僕が突然金持ちなることも無さそうなんで、共働きは維持しつつ、子供が幼稚園までは、家族仲の良い友人と育てたい」と思います。

これを実現するためには、働き方を変えるしかありません

「男性が16時間働き、女性が専業主婦という社会」よりも、「男性も女性も8時間ずつ働き、共に育児や家事をする社会」のほうが、はるかに人間的だと思わないだろうか。(保育園義務教育化より)

時間・場所に縛られず通勤時間を極力ゼロに。。。

この2つのブログ、とても納得しました。

ブロガーに限らず、在宅勤務・クラウドソーシングetc…
いろんな働き方が増えています。
理想の生き方から、仕事を選べる時代だと思います。

 

2016年はライフスタイルを考える

2016年の目標は「5年後のライフスタイルを考える」です。
焦らず真面目にやっていきますので、皆様ご協力お願いします。

 

以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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