勝田 賢次（katsuda Kenji）さん
- ２４歳
- 公認会計士
ネガティブな面を見せない
桑理：「幸せそうな人インタビュー」にご協力、ありがとうございます。幸せそうに見えることについて、本人はどう思います？
勝田：まぁ、、、難しいなこれは。でも、見た目がこんなんやし、幸せそう見えてしまうんかな(笑)
桑理：「見た目がこんなん」とは？
勝田：ずっとアホなこと言うて笑ってるし、ネガティブな面とか全然見せへんからやろな。
桑理：確かに、ネガティブは見たこと無い(笑)。「ネガティブな面を見せない」のは、いつから？
勝田：うーん。。。特に見せなくなったのは、高校ぐらいからかな。
桑理：それは何かのきっかけが？
勝田：うーん。。。そうやな。。。元々明るい方やったけど、年を追うごとにレベルアップしてる気はする。部活（バレーボール）が大きいかなー。ポジティブな人は精神的支柱になるし、自分もポジティブな人を頼りにしてた。そういう人って日常生活でも人を惹きつけてることが多い。
桑理：高校の部活で、影響を受ける人がいたということ？
勝田：高校の部活だけじゃなく、学校以外のチームにも関わって、色んな人の影響を受けた気がするなー。
人と同じ生活をしても、人より幸せ
桑理：では、幸せそうに見えるけど、本人はそうでもないと思ってる？
勝田：いや、、、幸せと感じてる。たぶん(笑)。全く同じ生活をしても、人より幸せを感じられる。そんな気がする(笑)。
桑理：それはマインドコントロール、心の持ち方、みたいな？
勝田：そういうことかも。自分が幸せを感じる時間が多くしにいってる。無理やり例を挙げると、、、僕はドライブとギャンブルでアドレナリンが出る(笑)。人間やから気持ちに波が出るけど、その波がゼロラインより下にならないように、アドレナリンで無理やり上げる。現実逃避(笑)。
桑理：現実逃避(笑)。１回目のインタビューの方も「嫌なことから逃げる」って言ってた。
勝田：別の言い方をすると、嫌なことをしてもネガティブにならない時に、嫌なことをしている。嫌なことをするとグラフが下がるから。株価みたいに(笑)。だからグラフが高い時に嫌なことをする。
桑理：ひょっとすると、大学受験や公認会計士試験もそうしてた？
勝田：そうかも！勉強は特にグラフ下がるのが早いから(笑)。周りに比べると、かなり遊びを挟みながらやってたな。ネガティブになって病まないように、早めの気分転換をしてたんやと思う。ポジティブな方が能率も良いし。いつもそうやってゼロラインを下回らないように生きている(笑)。
桑理：ゼロラインを下回ることもある？
勝田：あると思うけど、、、彼女と別れた時ぐらいかな(笑)。ポジティブケージで暮らしていたら、ネガティブな出来事にぶち当たる回数が減る。ネガティブケージで暮らしている人ほど、ネガティブな出来事の回数が多い。ポジティブゲージの時だったら全然問題ないことも、ネガティブに感じてしまうから。僕はポジティブケージで暮らしてるから、他の人がネガティブに感じることでもネガティブに感じないんやろな。
桑理：それが「人と全く同じ生活をしても、人より幸せ」ってことか！
勝田：そう！ポジティブケージで暮らしているから、人より幸せ！
ネガティブとの付き合い方
桑理：じゃあ。。。ネガティブケージ⇒ポジティブゲージに上げるにはどうしてる？
勝田：例が失恋くらいしか思い浮かばないが・・・(笑)。手の打ちようがない時は、時間が経つのを待つしかないんかな。。。逆に自分でなんとかできそうな場合は現実逃避！(笑)。僕の場合は、仕事でうまくいかない時はドライブかギャンブル。アドレナリンが出て一気に復活する(笑)。
桑理：なるほど(笑)。じゃあ、他人をネガティブケージ⇒ポジティブゲージにするには？
勝田：これは難しい。。。場合によるな。どれだけ凹んでいるかにもよるし。とりあえず、相手のネガティブ波長に合わせることはしないかな。
桑理：ネガティブには共感しない、ってこと？
勝田：そう、、、かな。「自分もそういう時あるよ～」くらいは言うかもしれないけど。それもポジティブに言う。共感しないって言ったら批判もあるかもしれないけど。あくまで自分はポジティブゲージにいるかな。
桑理：確かに。ネガティブに話を聞いているのは、考えられない(笑)。
勝田：本当に立ち上がれない時は、時間を置くしかない。でも、時間が経って、「好きなことなら、なんとかやる気が起きる！」ってなったら、相手が「ポジティブにならないと申し訳ない」って思うくらいに、ポジティブに攻めるわ(笑)。
桑理：それはありがたいな！
夢が大きいから、嫌なことも笑っていられる
桑理：では最後に。自分や他人がもう少し幸せになるために、やった方が良いこと、止めた方が良いことはありますか？
勝田：うーん。。。２分間もらっていいかな。。。
（３０秒後）
勝田：あるあるある！全国民に言いたいことあるわ(笑)。「０． １％でも確率があったら、諦めたアカン。」
桑理：ほー！
勝田：俺はウォーレンバフェット（アメリカの著名な投資家）さんみたいになろうと思ってるから、例えばFXで何十万負けても、バフェットさんみたいになるための負けやと思ってるから(笑)。
桑理：FXで何十万！(笑)
勝田：この前も原油暴落のせいで、1万を15万に増やしたやつが、一瞬で無くなったんやんか(笑)。上司にけっこう真剣に「お前アホやろ！」って言われたけど、俺の諦めへん心からしたら、通過点にすぎないから(笑)。
桑理：まさに「諦めへん心」やな！(笑)。
勝田：「諦めたアカン」はちょっとクサすぎるけど。。。他の人にはアホみたい思える夢でも、夢を目指して諦めない。すると、小さい嫌なことは笑っていられる。
桑理：夢が大きいから、ネガティブに感じることが少ないんやな。
勝田：いろいろつながったな！
桑理：つながった！
勝田：夢の話だけやったら、だだのアホやん(笑)。
桑理：プロフィールに“会計士”って書いといた方がいいな(笑)。
勝田：たしかに(笑)。でも、今日はなんか“幸福・目標・成功”とかの接点が少し見えた気がする！
編集後記
彼は、底なしに明るい。周りを元気にする。
失礼だが「こう見えて実は、家ではとても静かなんじゃないか？」とインタビュー前は思っていた。
実際は違った。彼は、自分が静かになってしまわないように、ドライブとギャンブルをしている。他の人にはアホみたい思える夢を堂々と語る。
「でっかい夢を持て」
大人は子供にそう言う。でも、“その理由”を語れる人はそういないだろう。
このインタビューで僕は”その理由”を知ることができた。
「でっかい夢を持てば、嫌なことも笑っていられる。彼みたいに。」自分の子供ができたら、そう教えてあげたい。
以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございます(m_ _m)