空気を読むコトで、AIに勝とう。

僕らの仕事は、AIに取って代わられる

 AIの発達で、多くの仕事が無くなると言われている。
僕の仕事、会計士もその1つ。
僕の個人的な予想では、この先20年で、今やっている会計士の仕事の半分は無くなる
  • データを加工・整理する
  • データをチェック・分析する
  • 法律や会計基準を調べる
  • 文章を作成する
 こういう作業に、半分以上の時間を使っているから。
AIが一瞬でやってくれるようになるだろう。
40年後になると、お客様である「会社」自体が随分変わっているだろう。
AIが経理の仕事をしていて、「監査なんか受けなくても正しいですよ」という時代かもしれない。

AIは何がスゴイのか?

AIは、Artificial-Intelligenceの略。
日本語で言うと、人工知能
人間が作ったモノだけに、今のAIでは人間の脳に負ける。
しかし、
  • 膨大な記憶力
  • 圧倒的な処理スピード

を持っている。

AIが自分で学習する能力(機械学習)をカンペキに身に付けたら、いずれ人間を超える

AIが人間を超えるコトを、技術的特異点(Technological Singularity)、シンギュラリティを呼ぶ。

将棋は、AIが人間を超えたコトで有名になった。
将棋の様に、今のAIでも理解できるものは、
  • 膨大な記憶力
  • 圧倒的な処理スピード

で人間を超えていく。

しかし、今のAIがこの絵を見ても、
「おじいさんがイヌの散歩をしている」と理解するコトは出来ない。
最先端のAIなら「イヌ」「おじいさん」くらいは理解するかもしれないが。
これが、理解出来るようになった時、人間はAIに負けるだろう。
見えるもの全てを一瞬で理解し、記憶してしまうのだから。

AIは、空気を読めない

僕が生きている間に、
  • 人を笑わせるコト
  • 人を元気にするコト

このあたりも、AIの方が上手くなるかもしれない。

  • 人は、どうすれば笑うか?
  • 人は、どうすれば元気が出るか?

こういうデータを、AIは膨大に持つことが出来るから。

でも、そんなAIは、

  • ずーっとコチョコチョして、
  • 疲れ果てた人にマッサージして、声をかけて、
  • 元気になったら、またコチョコチョして、

を繰り返すかもしれない。

何たって、AIは空気を読めないから。

「もう、私のコトなんか放っておいて!」と言われたら、ずーっと無視するかもしれない。

何たって、AIは空気を読めないから。

AIと、ずーっと一緒にいると、疲れるだろう。

 

「空気を読む」ことでAIに勝つ

僕が生きている間に、AIと一緒に住むコトは無いと思う。
せいぜい、ペットが限界だろう。

でも、実家のネコでもある程度、空気を読む
(ネコは自由にしているだけだが)

  • 一緒に住んでいても、1人1人の時間がある(邪魔な時もある)
  • ご飯の時間になったら、食卓に集まってくる(来ない時もある)
  • 家族が寝る時間を分かっている(夜中も叫んでいる時もある)

だから、カワイイ。
AIペットが、本物のペットを超えるコトは、考え辛い。

AIに友情・愛情を抱くコトは、僕が生きている間には無いだろう。
AIが空気を読めるようにはならないから。(たぶん)

家族になれるのは、人間だけだ。

仕事でも同じ。

  • 一体感
  • 仲間意識
  • チームワーク

AIが助けてくれるかもしれないが、
AI「と」これを感じるコトは無いだろう。

空気を読める人間は、

  • いつ時代も、
  • 職場でも、
  • 家庭でも、

役に立つはず。必要とされるはず。
※空気が読めないヤツは、その逆。

空気を読むコトで、AIに勝とう。

 

以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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