妻が放課後等デイサービスのFCオーナーになった話

妻が、放課後等デイサービス「エコルド石橋阪大前教室」のFCオーナーになりました。


2020年12月にFCオーナーになると決めてから、2021年5月に開業するまでの約半年を振り返ります。

 

FC加盟

まず、株式会社Ecold(エコルド)様のフランチャイズに加盟しました。
用意された契約書にサインし、FC加盟金と保証金を振込みます。

契約書を読むのが初めてでしたので、ネット記事「FC契約書のポイント」を読みながら、1つ1つの項目を確認しました。

法人設立

放課後等デイサービスは国の障がい福祉事業であり、運営許可を得るためには法人設立が必要です。
株式会社より費用の安い合同会社を設立しました。

お世話になったのは「会社設立freee
感動するくらい、簡単に書類が作成できました。

「会計freeeを契約したら、電子定款認証費用が安い」というので、会計freeeを使い始めましたが、これもまた素晴らしい。

撮影した領収書から仕訳を推測してくれたり、すぐに月次BS/PLが見れるなど、とても便利です。

銀行口座開設

これが思っていた10倍大変でした。

住信SBIネット銀行さんは一瞬で作らせてくれたのですが、後述の借入金の入金先としてネット銀行はNG。

大手都市銀行さんは「放課後等デイサービスの認可を証明するものが必要」と。

小さい会社は信頼が無くて大変だと、痛感しました。

出店準備

  • 出店場所の選定
  • 内装工事
  • 先生の採用

大きな準備はこの3つですが、エコルドさんが全部やってくれ、オーナーは「OK」と言ってお金を払うだけです。
エコルドさんは「良い事業所を創る」という熱意から、加盟金やロイヤリティ以上の働きをしてくださっています。

とは言え

  • 司法書士さん(国の許認可申請のため)
  • 社労士さん
  • 保険
  • 送迎のための車両
  • 電話
  • ネット
  • 机などの備品

などなど、契約書を結び、お金を払うものがたくさんあります。
※複写式ではなく、3枚同じモノを書かされる契約書もあり、発狂しそうでした。

出店までタイトなスケジュールだったので、オーナーとして即断即決、即対応が求められました。
工数的に大変では無いものの、すぐに反応できる余裕が必要な仕事です。

借入

自己資金では足りなかったので日本政策金融公庫様から借入を行いました。
女性である妻が、新しく会社を設立したため「女性、若者/シニア起業家支援資金」として、優しい条件で融資を頂きました。

事前相談の際に、担当の方に

  • エコルドさんの実績もあり、事業としては全く問題ない

と言って頂いたものの

  • なぜ放課後等デイサービスを始めるのか?
  • エコルドさんに任せるのはわかるが、社長としてどういうことをするのか?

と問われたのが印象的でした。
※私は社長の夫、ボランティアとして同行しました。

営業

事業で最も大事なお客様集めですが、これもエコルドさんが頑張ってくださっています。

エコルドさんが近隣では障がい児通所支援事業所(主に幼児向け)しか運営していなかったことから、今回開業した放課後等デイサービスに移ってくださった小学生も多くいらっしゃいます。

これから

営業も引続き続けていますが、最大の課題は先生の採用です。
特に、以下の「専門的支援」ができる該当する方。

  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 心理指導担当職員(大学で心理学を専攻)
  • 国リハ視覚障害学科履修者

もしご興味ある方いらっしゃれば、ご連絡頂けると幸いです。

現場の細かいことはわかっていないオーナーですが、先生に気持ち良く働いて頂くことで、お客様に良い教育を届けられたらと思っています。

 

以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございます(m_ _m)

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