未来の危機があっても、人は動かない。~平成30年7月豪雨から~

平成30年7月豪雨

今回の豪雨には、「平成30年7月豪雨」という名前が付いている。

1番被害の大きかった岡山県倉敷市真備町。

Wikipediaによると

  • 死者51名
  • 全半壊・浸水家屋は少なくとも14,000棟

という甚大な被害。

他の地域も含め、亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。

 

被害は予想されていた

今回の豪雨被害、事前に予想されていたものだった。

※データが大きいので注意
倉敷市洪水・土砂災害ハザードマップ(真備・船穂地区)によれば、

真備町のかなり広い範囲

100年に1回程度の豪雨で、2階以上が浸水する

となっている。

 

被害予想は活かされない。

2階が浸水することを事前に知っていて、素早く避難した人もいるだろう。

一方、「ただの大雨で。まさか。」と思って、避難が遅れた人がいるだろう。

そもそも、家が浸水するなんて知らなかった人もいるだろう。

誰のせいでも無いが、被害予想は活かされない

 

100年に1度のことに、どう対処するのか?

あのような洪水が、10年に1度起こる地域だったら、

  • ちゃんとした防波堤を作る。
  • そもそも生活しない。

と、ちゃんと対応をするだろう。

しかし、100年に1度のこと。
どこの自治体でもハザードマップを作って、被害予想をしているが、

  • 防波堤を作る予算はない
  • もう住んでいる人ので引っ越せない

現実的な対策は、

何かあったら、すぐに避難しよう

しかない。

 

未来の危機があっても、人は動かない。

AI(人工知能)が発達すると、人間の仕事が無くなると言われている。

これを危機だと思っていても、

一生懸命やっていれば、何とかなる。大丈夫。

根拠なく考えている人・企業は多いだろう。

逆に、これをチャンスと思っている人・企業の方が、AIに早く取り組んでいるように思う。

  • 災害
  • 環境問題
  • 財政問題
  • 超少子高齢化

こういう危機があると言われていても、人は動かない。

 

ピンチをチャンスに変える力

「対策しておかないと、死ぬかもよ。」
と言われるより、

対策しておいたら、スパースターになれるかもよ。

と言われた方が、やる気が出る。

社会課題の解決に踏み出す人は、自分の中でピンチチャンスに変えているのだろう。

  • 表向きには「みんなのために」
  • 裏向きには「スターになるために」

未来の危機を解決していく。

 

身近な危機から解決していこう。

大きな危機じゃなくても、

  • 会社のビジネス
  • 地域のコミュニティ
  • 家庭のお金、安全

どこにでも未来の危機がある。

  • 表向きには「みんなのために」
  • 裏向きには「スターになるために」

身近な危機から、解決していこう。

(根拠は無いけど)大丈夫」と思って生きるよりは、
スターを目指して、みんなの役に立つ方が楽しい。はず。

 

以上。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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