監査はチームでする仕事
私の働く監査法人では、クライアント(監査先の会社)ごとにチームがあります。
- 責任者(パートナー)
- 担当主任(マネージャー)
- 担当主査(シニアスタッフ)
- その他スタッフ
一般的に、このような構成。(会社の規模によって、人数は様々)
重要なクライアントを担当するチームは、優先的にメンバーを選べます。
自然と、各世代のエースが集められます。
エースを集めたチームは、生産性が低い
各世代のエースを集めたチーム。
さぞ、すごい仕事をしているのかと思いきや、
- いつも忙しそう
- いつも苦しそう
- チームメンバーがすぐ辞める
そんな、生産性が低いチームです。
そこを生き抜いたスーパーマンが、早々と出世していくのですが・・・。
いつまで経っても、生産性は上がりません。
生産性を上げるのは「いいヤツ」
生産性の向上に関連して、
- 在宅勤務
- AI、IoT
- 女性活躍推進
このような働き方改革が、流行りの言葉です。
しかし、生産性を向上するために必要なことは、
- 社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができること、そして、それを受け入れるための「心理的安全性」、つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高めることにつながる。
グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ - 「Googleにおける最高の上司」を一言で表すなら、自分自身が直接的にパフォーマンスを発揮する人ではなく、「部下が最大の成果を挙げるための場作りができる人」。
Googleの「最高の上司」がチームの生産性を高めるためにしていること
とGoogleが本気で言っている。
要するに
いいヤツが集まったチームは、生産性が高い。
ということです。
仕事中も「いいヤツ」でいられるか?
外国に比べ、日本人の生産性は低いようですが、日本人はだいたい「いいヤツ」だと思います。
しかし、
自分は、仕事中も「いいヤツ」だ
と自信を持って言える人は少ないでしょう。
- 忙しいから、人に構っているヒマは無い。
- 上司のプライベートなんて興味ない。
- 部下を育てるなんて面倒くさい。
多くの職場が、こんなものだと思います。
「いいヤツ」でいようとすると、プライベートの時間が無くなったり。。。
チームメイトを知る時間
自分1人で頑張ろうとすると、壊れてしまいます。
「いいヤツ」であり続けるために、チームメイトを信頼して、仕事を分担しなければ。
信頼するためには、チームメイトを知る必要があります。
チームメイトを知る時間が取れないチームに、生産性の向上はありません。
- 仕事中の雑談
- 面談の時間
- 休憩時間のコミュニケーション
- 飲み会
どんなスタイルでも良いでしょう。
チームメイトを知る時間を取ることが、生産性の向上に繋がっていきます。
以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございます(m_ _m)