連日メディアを賑わせている、日大アメフト部、悪質タックル問題。
関学選手の受けたダメージは、
車で信号待ちしていたら、後ろから猛スピードで追突された
ような感じだと思う。
後遺症が残らないことを願う。
監督・コーチ vs 選手?
この問題、日大アメフト部内で
- 監督・コーチ
- タックルをした選手
それぞれの主張が食い違っていることに、注目が集まっている。
日大アメフト部、他の選手は、 タックルした選手を守る声明文を出したそうだ。
また、日大アメフト部OBが、匿名で取材を受け
- 監督には、逆らえなかった
- コーチも、監督に殴られていた
などと語っている。
監督・コーチ vs 選手
の戦いをしている。
気味の悪いチームだ。
気味の悪いチームだ。
チームメイトのしたことは、自分がしたこと
普通のチームなら、
- 誰かが危険なプレーを繰り返していれば、”他のチームメイト”が止める。
- 試合中に相手の選手が大ケガをしたら、ケガをさせた選手だけではなく、“チーム全員”で心配する。
故意では無くても、当然にやること。
野球でも、ピッチャーがデットボールを当ててしまった時は、
この写真のように、ファーストも謝る。
ピッチャーのミスは、自分のミスでもある。
そういう気持で、相手が痛がってなくても、謝る。
監督・コーチを批判している場合じゃない。
- 監督が恐いのか?
- コーチが恐いのか?
- そういう文化だからか?
理由はどうであれ、タックルした選手を守る声明文を出している 場合では無い。
自分のチームが、他のチームの選手を故意にケガさせたのだ。
少なくとも、その人が治るまで、アメフトどころか、外に遊びに行くことも自粛すべきだろう。
日大アメフト部OBも、匿名で監督・コーチを批判している場合ではない。
自分達の後輩が、犯罪が疑われることをしたのだ。
せめて大人しくしているべきだ。
当事者意識が圧倒的に無い?
多くの起業家を輩出するリクルートに
圧倒的当事者意識
という言葉がある。
- 自分はどうしたいのか?
- 自分が社長だったら、どうするか?
このマインドが、たくさんの起業家を輩出する一因になっている。
これと比べて、日大アメフト部、監督・コーチの批判ばかりしてる。
当事者意識が圧倒的に無い
と言わざるを得ない。
アメフトは”潰す”スポーツ
当事者意識の無いチームだから、監督の指示は絶対に実行するチームだろう。
アメフト(アメリカン・フットボール)はラグビーと似ているスポーツだが、
※左がラグビー、右がアメフト
アメフトの特徴は、
- 攻撃側と守備側がはっきり分かれている。
- 倒されたら、攻撃終了。
- 1回の攻撃で、パスは1回だけ。
イメージは、
毎回、サッカーのフリーキックをしている
ような感じ。
※フリーキック前に相談する、本田・柴崎・長谷部の3選手。
作戦がとても重要なスポーツ。
その戦略性が、アメリカで人気の理由だろう。
全員で、次にどんなプレーをするか確認する。
特に、パスを投げるQB(クォーターバック)がとても重要。
守備側は、パスを投げさせないように、激しくタックルしに行く。
※パスを投げるQBを、味方が守っている。
日大アメフト部は、守備の時に、相手のQBを”潰し“に行った。
それ自体、何の問題も無い。
あそこまでのプレーは、誰も指示していないだろう。
問題になっている通り、
日大アメフト部の監督・コーチは、「ケガさせろ」と言ったのかもしれない。
しかし、誰も「殴れ」「蹴れ」とは言っていないだろう。
「“プレーの中で”潰せ」と指示していたはず。
しかし、相手が上手くて、パスを投げるまでに全然追い付かず。
それでも「潰さなきゃ試合に出れない」から、あんなことになった。
「追い付きませんでした。」では、監督・コーチに許してもらえないのだろう・・・。
それを問題だと思っていなかった、他の選手達・・・。
日大アメフト部、全員悪い。
そんな気がして、なりません。
以上。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m