ロシアによる、クリミア編入のどこがどう問題なのか?
分かりやすくまとめているブログがありました。
要するに、EUとロシアの資源争いです。
ロシアはアメリカのライバルなので、アメリカもEU側につきます。
日本は当然、アメリカの側につきます。
欧米の意見は
「クリミアはウクライナの領土だから、クリミアだけの住民投票で決定するのはおかしい。
クリミアにロシアの軍隊も入っているから、明らかに不当だ」
というものです。
これだけ見ればロシアが悪いように見えますが、クリミアもウクライナも、元々は旧ソ連です。
ウクライナが旧ソ連であった時代に、クリミアはウクライナの一部となりました。
日本で言うと、
アイヌの土地だった北海道を日本のものにして、たくさんの日本人が移り住んだが、
また北海道が独立してしまった。
という感じです。
クリミアにはロシア人がたくさん住んでいるから、
住民投票もしたし、ロシアでもいいではないかと。
領土問題というのは、どちらも自分が正しいと思っています。
戦争はそうやって起きてしまいます。
この問題で強かに動いているのは中国です。
G7では欧米と一緒にロシアを批判しているものの、台湾・尖閣などの領土問題を抱える中国にとって、
ロシアの動きはプラス材料です。
「中国人がたくさん住んでいる土地は中国になる」
という無茶苦茶なロジックも通るかもしれないので。(おそらくこれは言いすぎですが。)
いずれにしても、資源のない日本は外国とうまく付き合っていかなくてはなりません。
どうか戦争だけはしないでほしいですね。