「孫氏に学ぶ12章」読んでいます。大変な名言ばかりなのですが、特に印象に残ったものを紹介していきます。
始めは「上善は水の如し」
この続きは「上善は水の如し、水はよく万物を利して争わず、衆人の恵む所に処る。」
この本で解説されている水の長所3つは
- 柔軟性
- 謙虚さ
- 力強さ
- どんな形にもなれる柔軟性を持ち
- 高い所から低い所へ行く、すなわち人の嫌がることを率先して行う謙虚さを持ち
- どんな重いものを押し流すような力強さを持つ
そんな水のような生き方が最善、という意味です。そんなパーフェクトな人間はいないよ、と言いたくなりますが。。。そんなパーフェクトな組織は誰もが目指すべきだと思います。
- 世の中の変化に柔軟に対応
- 自らの利益よりも他人の利益を優先
- 信念や理念といった大事なものは曲げない
会社であれ、国であれ、目指すべき方向です。
最後に、日本で水と言えば小さな川がイメージされますが、中国では黄河や長江のような大きな川がイメージされます。大きな川は遠くから見ると穏やかですが、近づいてみるとものすごい流れの速さ・強さ。中国人の力強さはこんな所からも分かるのかもしれません。