掛(かけ)取引は後払いのコトです。
ビジネスの世界では、モノを買った時にすぐにお金を払うなんて、まずありません。
面倒だから。
例えば、八百屋さんと農家。
毎日、毎日、八百屋さんは農家から野菜を買います。
その度に、お金を払っていると、面倒で仕方ありません。
だから、
1月分はまとめて2月15日までに払います。
みたいな約束をするのです。
携帯電話の料金みたいなモノです。
電話する度にお金を払うのは面倒(というより不可能)なので、月1回、まとめて払います。
掛取引を知っていると、ビジネスにどう役立つか?
モノを売り買いした時に、お金が動くわけではない。
だから、1月1日に宝石10万円を掛(かけ)で買って、2月28日払いにすると。。。
2月28日までに宝石を10万円以上で売って、その場で現金払いしてもらえば。。。
手持のお金がゼロ円でも稼げるのです。
- 買い物する時は、お金を払うのを出来るだけ遅く、
- 売った時は、お金をもらうのを出来るだけ早く、
非常に大事なコトです。
僕自身、今は全然お金がありませんが、
就職する直前になれば、クレジットカード払いで生き残るコトができます。
クレジットとは「信用」という意味です。
「こいつは後から払ってくれるだろう」という信用があるから、クレジットカードでの後払いが出来るのです。
ビジネスの掛取引も同じです。
- あの会社は、後から払ってくれるだろう
- 払ってくれる前に潰れるなんてコトはないだろう
と信用するから、掛取引が出来るのです。
でも、会社って潰れますよね。
掛取引でモノを売ったけれど、お金がもらえなくなるコトを貸倒れ(かしだおれ)と言います。
明日は「貸倒れとは」
お楽しみに!