長い夏休み
2週間の夏休みを取っている。
- 奥さんと沖縄に行った
- 甲子園に行った
- 今さら「君の名は。」を見た
- 今さら「エヴァンゲリオン」を見た
君の名は。
途中までは面白かったが、クライマックスが残念。
万人受けするため、無理やりハッピーエンドにしたのだろうが・・・
電車がすれ違う時に見つけるなんてオカシイ。
近くに住んでいるなら、もっと普通に再会するだろ。
エヴァンゲリオン
世間に衝撃を与えた作品だけある。
- ストーリーの壮大さ
敢えてストーリーを見る人に教えないから、ファンの間で予想が飛び交う。 - 細かい人間描写
山崎豊子や宮部みゆきの小説のように、心の闇が深い。
まだアニメ版の「おめでとう」バージョンしか見ていないので、この夏休みの間に続編も見ていこうと思う。
なぜエヴァに乗るのか?
エヴァンゲリオンの中で、主人公が「なぜエヴァに乗るのか?」を問うシーンが度々ある。
(エヴァに乗れば、いつ死ぬか解らないのに、なぜ乗るのか?)
- 「絆」だから
- 私にはそれしかないから
- 父さんに喜んで欲しいから
人それぞれ、理由がある。
彼らにとって、それがまさに「自分が生きる理由」。
自分が生きる理由
「自分が生きる理由」を問われて、答えられる人は少ないだろう。
そもそも、こんなこと考えず、無我夢中に生きた方が幸せ。
しかし、1度考え出したら、答えを出さないと生きられない。
- 自分が生まれてきたのは、細胞分裂によって。
- 自分が死ぬのは、細胞が動かなくなったら。
細胞が動いているのが「生きる」ということであるが、
今は、食べ物もあるし、安全だし、「生きる」のがカンタンになった。
人間はそれ以上のことを考える。
- 子孫を残すこと
- 他人を幸せにすること
そのくらいなら良いが
- 大きな目的を達成すること
- 国や信条に命を捧げること
こうなってくるから、自爆テロみたいな恐ろしいことが起こる。
他人がいるから、自分がいる
エヴァの中で大きなカギになるのが「人類補完計画」。
「人類が1つになれば、全ての苦しみから解放される」という考え。
Yahoo知恵袋によれば、
旧約聖書に基づいた解釈があります。
それは、人類は原罪を背負った罪深い生き物であるということ。
原罪とは、知恵の樹の実を食べたことです。
これにより人類は知恵の代償として、他人が生まれ、様々なことに苦しみながら生きていかねばなくなりました。
人間は、他人がいるから苦しい。
他人と比較して、自分が生きる理由を考える。
生き残ることが目標
僕は、今の目標を問われて、
生き残ること
と答えている。
49%冗談、51%本気。
もっと正確に表現するなら
「自分が生きる理由」になっている”他人”を、手放さないこと
になる。
家族はもちろん、友達も含め、「自分が死んだら悲しむであろう他人」がいるから、僕は生きている。
最初に言ったように、
- 自分は夢を叶えるために生きている
- 毎日が楽しくて、生きる理由なんていらない
と無我夢中に生きられるのであれば、そっちの方が幸せ。
そっちになりたいと思っても、なれないのが現実。
・・・。
そんなことをダラダラと考えているうちに、細胞が動かなくなるんでしょうね。
以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m