沖縄には「Yナンバー」の車が走っている

沖縄には「Yナンバー」の車が走っている

旅行で沖縄に行きました。
レンタカーを運転していると、「ひらがな」じゃなくて「Yナンバー」の車が走っている。

ネットで調べてみたところ、米軍関係者のために、日本国内で調達された私有車両だそうな。

以下、Wikipediaの情報より。

 

「Yナンバー」の車と事故を起こすと大変

公務中のYナンバーの車は

  • 高速道路の料金が無料(後で日本政府が負担)
  • 事故を起こした場合、刑事罰は米軍が決める(治外法権)

という特例があります。

Yナンバーの車が事故を起こすと、米軍が駆けつけ、公務中であったか調べるそうです。
Yナンバーの車とは、事故を起こさないように気を付けないと。

 

日米地位協定

治外法権は、日米地位協定17条で定められています。
最近、江崎大臣の「見直さないと」発言が話題になりました。

在日米軍基地(常時利用)の74%がある沖縄県では、

  • 騒音問題
  • ヘリ墜落
  • 強姦事件

などが起きており、
沖縄県の翁長知事は、ずっと見直しを求めています。

日米地位協定は戦後15年経った1960年、新日米安保条約に基づいて定められました。
もう60年近くが経ちます。

 

日米安保条約

日米安保条約は1951年、サンフランシスコ平和条約と同時に定められました。
これにより、

  • 日本と連合国の戦争は終了
  • GHQは撤退し、日本の主権が回復
  • GHQのうち、米軍が駐留
    ⇒詳細は日米地位協定(旧日米行政協定)で定める

となりました。

この時に、今の日本の領土が決まりましたが、

  • ロシアが参加していないので、千島列島の範囲が明確ではない(ロシアとの北方領土問題)
  • 竹島は日本のものになったはず(韓国との竹島問題)
  • 沖縄はアメリカ領(1972年に日本へ返還)
  • 尖閣諸島沖縄に含まれていたはず(中国との尖閣諸島問題)

今も領土問題が残っています。

 

沖縄の問題

1945年、アメリカが沖縄に上陸。戦後もアメリカが統治。

1972年、日本に返還されましたが、
沖縄を中心とする在日米軍は、アメリカにとってアジアの最重要拠点となっています。

沖縄住民の負担を減らすため
普天間にある基地を辺野古に移す」が日本政府の方針ですが、
今の翁長知事は反対しています。

とても複雑な問題です・・・

 

外交を頑張ろう

日本の中でいくら話しても、問題は解決しません。
日本は外交を頑張らないといけませんね・・・。

 

以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

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