優秀な人材

大卒内定率のニュースでこんなコメントがありました。

「企業の業績は回復しているが、優秀な人材を求める大企業が採用の基準を上げたため、内定率はリーマンショック前を下回る結果となりました。」

このコメントにはいろいろ突っ込みたくなりましたが、1番引っ掛かったのが”優秀な人材”という言葉。会社によって、人によって様々な定義があるでしょう。だから、全国ネットのニュースで”優秀”なんて曖昧な言葉を使うのはよくない。

ただ、ニュースが言いたかったのは、「大企業は学力の低い学生・海外経験の無い学生よりも、学力も語学力もある外国人を採用していますよ」ということでしょう。

今、就職活動真っ只中の学生さんは「うちの会社は学歴も語学力も関係ない」という宣伝文句をたくさん聞いているはずです。もちろん、これはウソです。超体育会系の方のように、学歴も語学力もないが明らかにずば抜けている学生を採用するために言っているに過ぎません。

就職活動中の方には申し訳ありませんが、既に勝負は6割方ついています。後は、お見合いパーティーで端っこにいるダイヤの原石を探して走り回ることで、挽回するしかありません。

優秀な人材は、長年の積み重ねで生まれるものです。毎日コツコツ、積重ねていきましょう。

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