シーズン前は期待大
今年の阪神タイガースは、金本監督の3年目。
シーズン前はかなり
- 投手力はセ・リーグNo.1か。
- 打撃力も、大型補強・若手の台頭で期待大(誰を使おうか悩む)
始まってみると、セ・リーグは広島の独走、 阪神はその5チームのダンゴの中。
(借金3つの5位。以下、全て6月14日時点のデータ)
(借金3つの5位。以下、全て6月14日時点のデータ)
全然打てない
守る方は、ピッチャー中心に頑張っている(失点がセ・リーグ最低)。
しかし、打つ方が全然ダメ(打率・得点ともにセ・リーグ最低)。
しかし、打つ方が全然ダメ(打率・得点ともにセ・リーグ最低)。
ホームランの出にくい甲子園とは言え、打つ方がヒドい。
- 今年の大型補強、
韓国でメッチャ打っていたロサリオ選手がダメ。(打率.230、本塁打4) - 今年からセカンドに変えられた鳥谷選手が絶不調。(打率.214、本塁打0)
日本2位まで来ていた連続試合出場記録もストップ。 - 鳥谷選手を押し退けた、サード大山選手もダメ。(打率.205、本塁打2)
結局、鳥谷選手をサードに戻す。 - 昨シーズン20本塁打、中谷選手が不調で2軍スタート。
シーズン前は、良い意味で誰を使うか悩んでいた。
しかし、今は「誰がマシか?」で悩んでいる。
昨シーズン終わりから、怪しかった。
昨シーズンの終わり、悪いニュースが2つあった。
- 掛布2軍監督の退任
⇒2軍で大活躍する若手選手を多く育成。選手とコミュニケーションを取りながら育成していくことで、 選手からの信頼も厚かった。
金本監督と意見が合わなかったことが、退任の原因と言われている。 - 大和選手の突然FA移籍
⇒守備と走塁のスペシャリスト。去年は、金本監督のススメで両打ちに挑戦し、打撃も良くなった。しかし、 レギュラーで使ってもらえず移籍の決断。( 今年は横浜でレギュラー)
こっそりと、鳥谷選手の連続試合出場記録ストップ
36歳の鳥谷選手。年俸4億円と言われている。
去年、阪神生え抜き選手では2人目の2,000本安打を達成。
去年、阪神生え抜き選手では2人目の2,000本安打を達成。
まさに、阪神の顔。
日本歴代2位の連続出場記録を持っていた。
歴代1位、衣笠さんの2215試合まで、あと2年。
歴代1位、衣笠さんの2215試合まで、あと2年。
今年の鳥谷選手は5年契約の3年目。
ケガさえなければ、阪神で達成してもらうはずだった。
ケガさえなければ、阪神で達成してもらうはずだった。
しかし、打撃の不調から5月でストップ。
鳥谷選手のスゴさ
鳥谷選手の連続試合出場記録は、新人だった2004年の途中からスタートし、15年間。
野手の中でも動きの激しいショートだったから、 ケガしなかったことがスゴい。
トレーニング・日々のケアの賜物だろう。
追い付かないボールに飛び込むとか、無駄なパフォーマンスはしない。 スマートな選手。
「闘志が足りない」とか言われることもあったが、それも含めて鳥谷選手。
「闘志が足りない」とか言われることもあったが、それも含めて鳥谷選手。
昨年からサードに変わったが、ゴールデングラブ賞を獲得。
2つのポジションで獲得した選手は、ほとんどいない。内野守備は日本トップクラス。
2つのポジションで獲得した選手は、ほとんどいない。内野守備は日本トップクラス。
バッターとしては、
- 打率.281、安打2,034本
- 本塁打134本、2塁打340本
- 出塁率.371、四死球1,061個
選球眼が良く、
また、盗塁も129個。
走攻守すべてのレベルが高い。
派手さは無いが、チームへの貢献度が高過ぎる選手。
金本監督の残酷さ
そんな鳥谷選手が、セカンドに移動させられた。
(ファーストにロサリオ選手が来て、2年目の大山選手をサードで使うため。)
(ファーストにロサリオ選手が来て、2年目の大山選手をサードで使うため。)
プロ野球のレベルで、今まで経験したことが無いポジションをするのは、大変なこと。
去年、サードで大活躍した選手に対しては、あまりに残酷。
去年、サードで大活躍した選手に対しては、あまりに残酷。
さらに、セカンドは上本選手・西岡選手との併用で、 シーズン当初からスタメン落ちが増える。
あまりにもヒドい使い方で、鳥谷選手が新人の頃、 スタメンに抜擢した岡田元監督も
試合で使わないから、調子が悪くなったんや
と苦言を表明していた。
ビジネス的に考えても、年俸4億円の選手の使い方では無い。
連続試合出場記録を阪神て達成してもらうことを見越した、 5年契約だったはず。
選手が良いなら、監督は何もしないべき。
- 今年の鳥谷選手、去年同じサードだったら、どうなっていたか・・・。大山選手にも、変なプレッシャーはかからなかったはず。
- ロサリオ選手、マークされる4番じゃなく、最初は6番ぐらいで気楽に打たせてあげていたら・・・。
今年の阪神打線には、「たられば」が尽きない。
優勝候補に挙げられるだけ、良い選手が揃っているのだから、シンプル采配すべきだったと思う。
金本監督になってから勝てなくなった藤浪投手も、記者会見で批判するんじゃなくて、「信じている」くらい言ってあげれば・・・。
藤浪投手、160球の”懲罰マウンド“の時の金本監督。
ここから藤浪投手がおかしくなったと言われている・・・。
ここから藤浪投手がおかしくなったと言われている・・・。
以上。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m