人工衛星が1,000万円で手に入るらしい。

人工衛星とは?

人工衛星(Artificial satellite)

Wikipediaによれば、

惑星、主に地球の軌道上に存在し、具体的な目的を持つ人工天体

よく分からないので、もう少し調べると、

  • 惑星は、恒星の周りを回る天体のうち、比較的低質量のもの
  • 天体は、宇宙空間にある物体のこと

簡単にまとめると、

地球の周りを回っている、人間が作ったモノ

と言ったところか。

 

人工衛星 1つ1,000万円?

東大阪で、人工衛星を打ち上げるドリームサテライトプロジェクトが動いている。

10センチ角のキューブサット1Uクラスだと、人工衛星500万円+打上げ費用500万円で、合計1000万円でいけちゃいます。

とのこと。
1,000人から1人1万円ずつ集め、2019年に飛ばすそうだ。

驚くのは、この安さ。

  1. 人工衛星500万円
  2. 打上げ費用500万円

秘密は、人工衛星の大きさにある。

 

人工衛星 手のひらサイズ

人工衛星と言えば、

こんな風に大きな(?)モノが一般的。

しかし、東大阪が打ち上げる10センチ角はこのサイズらしい。

これでも、宇宙で長期間仕事をするのだから、すごい。
500万円という値段も、何となく分かる。

これなら、打上げ費用500万円というのも、何となく分かる。

 

人工衛星 関西で量産体制

これだけ、安い人工衛星を作ったのは

  • 大阪府立大(堺市中区)
  • 電子機器製造会社「ニッシン」(兵庫県宝塚市)

毎日新聞「お手軽キット大阪府大が発売へ 開発費用半額に」より

他にも、小型の電池を作った

など、関西の技術が詰まっている。

名前は「OPUSAT-KIT」。
関西で量産体制。

あとは、使ってくれる人が増えるか?

 

人工衛星 何に使うのか?

OPUSAT-KITの売り文句は、

空いているスペースに自分の考えたミッションを搭載することで,簡単に世界で一つだけの人工衛星を作ることができます。

ドリームサテライトプロジェクトでは、以下の様なことをするそうだ。

  • ①超小型衛星の高性能化に向けた高集積回路の実証試験
  • ②超小型衛星のローコスト化を目指した非宇宙用太陽電池の宇宙での技術実証試験
  • ③超小型衛星の電界結合型共振システムを用いた非接触電力送電の技術実証試験
  • ④人工衛星の一般利用推進
    ⑴ メールボックス機能としての公開
    ⑵ QSLサービスの提供
    ⑶ 送受信成功地点のマッピング (未定:GPSが搭載できたら可能、なくてもある程度の位置推定は可能?)

難しいことは解らないが、

人工衛星 そのものを実験する

と言ったところか。

宇宙で何かを実験したい個人の方・企業さん、ぜひ関西発のOPUSAT-KITをご利用ください。

 

以上。
最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

関連記事